見出し画像

【発見】夫婦に必要な共通の価値観2

先日同じようなテーマで投稿をしたんですが、まだあるなぁと思ったので追記させて頂こうと思います。
夫婦に必要な共通の価値観1については以下です。ご興味あれば。

もう一つ思ったのって『贅沢な暮らしを望んでいない』ということです。
それをする前に「それってうちらにとってそんなに意味ある?」
というフィルターがかかります。
大概意見が合って「いらんなぁ」となります。
これ、けっこう日常で多く見られる夫婦のやり取りです。
この価値観が硬いので、たぶんお互いに甘い話に騙されたことが無いんだと思います。
甘い話って、人の強い欲望に合わせて煽ることが多いと思うのですが、私たち夫婦の小さな欲望を拾うことはできません。

よくある電話営業で「負担が楽になります」「無駄なお金を払っています」という類の電話がかかってくることありませんか?
私がいつも言うことは大体同じで「それってお金が得になるということですか?」
相手「はい、その通りです。」 私「だったら必要ないです。」相手「・・・あぁ。」
ほとんどこの会話で終わります。
「(そんな)お金いらないよ。」と言えばいいのです。

何が無駄なのか。
何が必要なのか。
今必要なのか。
何年後に必要なのか。
それは私たち夫婦で考えているし、特にマネジメントは妻がやっているので心配していません。
私も売り上げと支出のことは大概は把握しているので今使うべき資金の優先順位は答えられます。
あ、前提として私たち夫婦は同じ会社を運営しています。

だけど時々しつこい営業さんがいます。
「得をするんですよ」「今しか無いんですよ」
長いなぁ。。
私「それって行わないと法律違反になるんですか?」
相手「いやいやでも・・・」
引き下がらない。すごい。と感心します。
私、一度だけ言ったことがあります。
「少なくとも今わかっている事実として突然かかってきたあなたとの電話に私は仕事を中断して15分間以上対応しているんですけど、私が失った貴重な勤務時間で生じる売り上げをあなたは償えるんですか?」
これを言うと無言で切られました。
待たせてしまっているお客さま。今やるべき仕事。
それを止めて詐欺を働く。
「あなたもいい加減ふつうの仕事したほうがいいよ。」
そう言ってあげたい。
ふつうの仕事って必ず誰かのためになってるんですよ。
って、こんな話を始めたら仕事に寄るので止めます。

そんな私と欲のない妻なので守りが固いし、根底を共感して過ごしていけるのだと思います。
1か月のうちに1万円以下の買い物でも、それが本当に必要かどうかめっちゃ考えます。
1万円に近いと「冷静に考えるとやっぱいらん」ということが多いです。
1か月のうち3,000円以下の買い物であれば少し緩くなり「やっぱ欲しい」となることが多いです。
その代わり、その月はそれ以上の贅沢をしません。
これは私の線引き。
だけれど別に不自由を感じません。
来月になったら何を贅沢しようかなぁという楽しみが生まれるし、自分で考えて選んでいることでとても納得がいきます。
一線を越えたら際限がないのが分かっていますからね。
たぶん妻は私より金銭感覚が緩いですが、心配する程度ではありません。
そもそもの価値観が近いので何となくわかります。
これを踏まえて共通項を挙げます。

①半額シール大好き(ラッキーでしかない)
②ボロイ車でも平気(車の見栄とかどーでもいい)
③妻がグルメじゃない(主夫の私としては財布が楽)
④アプデが早い(特に妻が無駄な支出は即改変)
⑤ブランド主義じゃない(特に私はブランディングを客観的に商業視点で見るので憧れが無い)
⑥対外的な視線への関心が低い(周りからどのように評価されるかといった、いわゆるステータスへの優先順位が低い)
⑦土地や人に依存しない(夫婦とも絶対ここに住み続けるとか絶対この人は正しいという概念が皆無)
⑧正しいと思ったことに素直(自分の価値観と違うことを言われてもパートナーや従業員さんに上手にプレゼンされたらストンと納得いく)
⑨家族の命が最も大切(何か危険を感じたら命以外の物は全て投げていいと思っている)
⑩最初に裏を見る(どんなに都合の良いことを言われてもその言動の裏から先に考える)

あ、⑩が大きいかも。
私も妻も「この人がこれを言うメリットはなんだろう」「この人の思考の深さはこれくらいかな」そんなことを考えています。
TVや動画、文字を見ていても一緒。
悪く言えば疑っているのかな。翻弄されない。
これ、一般的には性格悪いのかもしれないですね。
でもそのおかげで裏表のないステキな仲間たちとお仕事ができているのでこれで良いと思っています。

いやー10個も挙がりましたね。
いつもそんな話題で会話がはずみます。
世間が「〇〇は悪者!」と言っていても全く引っ張られません。
夫婦の会話では「これを言ってこの人はこんな得があるんだろうね。」「言うだけの簡単な営業だなぁ」「この悪者さんの立場に立ったら〇〇だし、被害者さんは〇〇だし、第三者がワーワー言うことではないよね。」
不倫?離婚? よくある話だねぇ。

逆にどんなに悪い印象がある有名人でも、この人の〇〇は本当に素晴らしいと良いところを見つけます。
女性にだらしない歌手でも唄には心が入っているとか。
あ、その人に興味があればですけど。

妻が新しい視点をくれることもけっこうあります。
私が「これは迷惑だなぁ」と言い、妻が「言うほど迷惑かな?」と応えると「確かにそうだな」と納得いくことがあります。
そもそも職業柄、世の中で発信される多くの情報が広告だと思っているのでそういう視点になるのかもしれないですね。

長くなったからこれ、最後に言わせてください。
生い立ちとして妻は裕福な家庭で育ち、私はまぁ普通だったんですけど。
妻の方が圧倒的にお金にセコイんですよ。
妻の名誉のために「他人に対してケチ」では全くありません。
みんなで良くなろうというのは夫婦の共通です。
ただ、支出に関してセコイ。
会社規模で数千円、個人では数百円。
めちゃ迷って「もったいない」の結論に至ることが多いです。
私が「それは費用対効果高いから使って!」と言うほどです。
紐解けば、ご両親が節約家なんです。
お金があるからという理由だけでたくさん使う人に賢さを感じませんが、お金があっても本当の自分の理想にだけお金を使う人はスマートだと思います。
だから私は妻のご両親をリスペクトしているし、新婚当時会社がキツかった私たちを見ても応援してくれた妻側の親族たちに感謝しています。
今は普通に生活ができているので心配はしていないと思っているのですが。
「二人とも何かあったら関西に帰ってきなさい」と何度も言ってくれた優しさは忘れませんよ。
その声があるからこそ頑張るんですけどね。

猪突猛進(亥年)の妻と、ちょこまか細かい(酉年)の夫が繰り広げる世界は今後も続きます。
残したいことは山ほどあるけどこれで終わります。
こんな長文に付き合ってくださったあなた。
心よりありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?