会社員が若いうちにFIREするという運ゲー
FIREを目指してインデックス投資を頑張っている人がいるが、若くしてFIREをできる人は
入金力が高い人
生活コストが低い人
相場に恵まれた運が良かった人
のどれかでしかない。
インデックス投資をしている普通の会社員が30歳くらいでSIDE FIREとかセミリタイアをするのはやっぱり運ゲーだなと感じる。
過去のチャートからわかること
インデックス投資について自分なりに過去のチャートを分析してみた。
確かに株価は長期的に右肩上がりだった。
どの20年間をとっても、平均利回りは7%前後くらいあっていい感じになっていた。
でも、やっぱりインデックス投資がほぼほぼ確実に保証してくれることは、
20年、30年と長期で運用したときに平均利回りn%で成長することだけだった。
5年や10年といった短期的な運用の場合は、平均利回りがマイナスの時だってあった。
毎月同じ額を積み立てても相場によって資産額が違う
20歳から30歳までの10年間毎月30万円を投資に回す
まったく同じ行動をしても、30歳で億に到達できる相場もあれば、元本が目減りしてしまう相場もある
ここ数年は前者の相場であったので、若くして資産を増やした人をたくさんみかけてしまう。
しかし、たまたま相場が良かっただけであってこれに再現性はない。
若いうちに経済的自立を目指したいのであれば、インデックス投資は確実な方法ではない。
短期的な利回りを仮定するのは黄色信号
今の資産4000万あって株価が年利7%で成長してくれたらあと3年でFIREできる。とか思って浮かれていると相場次第では追加で10年くらいかかることだってあるかもしれない。
インデックス投資の平均利回りは長期で運用した時に後から計算したものだから、数年の運用においては当てにならない。
インデックス投資をしてるのに、短期的な利回りを仮定して人生設計をしようとしているの人は黄色信号だ。
インデックス投資でFIREできるのは50歳以降
インデック投資は短期的には運ゲーでしかない。
インデックス投資でFIREをできるのはどんなに早くても40代後半。
それより早くできる人は、入金力が高い人か、生活コストが低い人か、運良く相場に恵まれた場合だ。
一方で長期的には再現性の高い。若いうちにFIREを目指そうとしている人たちは人生の後半戦の心配は不要かもしれない。
若いうちに経済的に自立するには稼ぐしかない
普通の会社員がインデックス投資に夢を見るのは、運要素が強い。
20代、30代といった若いうちに経済的に自由になるには、結局稼ぐしかない。
ただし、若いうちにある程度元本を貯めれば将来の資金を確保することができるというのは朗報だ。
チャレンジするリスクを下げてくれる。
若いうちに老後資金を確保する。
その上でリスクをとって若いうちにチャレンジをする。
若いうちに経済的に自由になりたいなら、これも一つの戦略に思える。
運が良ければ若いうちに稼げるし、20年後に収穫予定の資産が若いうちに増てるかもしれない。
普通の会社員が若くして経済的に自立する再現性の高い方法はないのだろう。
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