上を見るより下を見た方が幸せなのだろうか
容姿だろうが学力だろうが収入だろうがスキルだろうが
なんでも良いのだけれど、自分より上の人もいれば下の人もいる。
そして私は自分より上の人と比べることが多かった。
仮に自分が70点くらいだったとしても、それを凄いと思うことは一切なくて
なんなら自分ってたいしたことないなと悲観して、努力をすることも多かった。
よく理想が高いとか向上心があるとか言われるが、
かっこいい人間になりたいという思いが自分の根幹にあったように思う。
70点でも60点とか40点とかの人の前では少しはいい顔をできるのかもしれないけれど、90点で平然としてるやつを想像するとたかが70点でドヤってる自分がかっこ悪く思える。凄いけど平然としてるやつが一番かっこいい。
そんな美学のようなものがあったからこそ、
70点ごときで、いい気になることはなかった。
でも、少しは下と比べる生き方を試してみうかなと思う。
少なくとも上と比べて自己肯定感が低い人間より
下と比べて自己肯定感の高い人間の方が、人生の幸福度が高そうだなと
後者の人間を観察してると思う。
鶏口牛後とかオタサーの姫とかも類義語な気がする。
下と比べていい気になるのは以前の価値観からすると正直カッコ悪い。
でも自分なりの美学を大事にして幸せを感じられてないなら、
別のアプローチを試してみるというのは大事な気がする。
そしてどうやら、そんなカッコ悪い選択肢を取ろうとすることに対する抵抗が今はない。
それを妨げるプライドなんてものはとっくに崩壊してて、
幸せになりたい。という思いが遥かに強くなっている。
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