1を聞いて10を知る

1を聞いて10を知る。
そんな頭の良い人、賢い人に憧れた時期があった。


それでも歳を取るにつれて1を聞いて2とか3を知れるようになったな
と思うことがある。

より正確には、1つ教えてもらったらそれ以上学べるようになっただけかも知れない。


そういう時は好奇心がありアナロジーをしてる。


自分の経験の中から似ている事象に気づく。もしくは見つける。

あの時はこういうことがあったから、今回もそうなるかも知れない。
と仮説を立てる。

そうすると、その仮説があってるか確かめたくなる。好奇心がある。

仮説を確かめようとするための学びは、
欲しい情報を探しに行くという能動的な行動となる。
誰かに教えてもらう学びとは濃度が違う。



とはいえ、何でもかんでも似ているものに例えればいいかというとそうでもない。
知らないことがあった時自分が知ってるものに例えたくなるがそれは、凝り固まった考え方になる。

似ているようで違う。そう気付ける柔軟さも必要だ。
でも似ているけど違う部分というのも、それはまた面白さである。
だからやっぱりアナロジーはすごい。


でも、それをするためには色々なことを知っておいた方がいい。
色々なことを体験した方が良い。

出なければ、あれに似てると気づけない。
その引き出しが少ないから。

そして、引き出しを増やすためのキッカケも好奇心だったりするのではないか。


だから好奇心とアナロジーというのは一つの答えだとは思う。
でも、それが全てではないだろう。

それ以外の何かを探しに、本やブログを探しに行く。
そうしてまた、学ぶ。


やっぱり、こういうのは指数関数的な伸び方をする。
好循環というか、繰り返せば繰り返すほど、どんどん良くなる。
そんな気がする。




幼い頃、賢いように思えた周囲の子たちは、
それとなく、別に知っていることがあったのだろうなと感じる。

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