適度な物欲は人生を幸せにする

最近、物欲が出てきた。

どれも生きていくのに必要なものではないものだど、欲しいものが増えた。

あるとちょっぴり生活が快適になったり、ちょっぴり面白い体験ができたり、ちょっぴり良い気分で生活できるようになる、そんな商品。

ミニマリストとか資産形成をしているうちに、
そんなものを買わなくても暮らせること
ちょっと我慢すれば経済的に自立できることを知ってしまい
基本的に物欲というのは無くなっていた。


物欲がない時は、欲しいものを買うためにお金を稼ぐという、原始的?に近い動機付けが不足している。

お金を稼ぎたいと思う一方、稼いだお金の使い道がないのであるから、仕事にギアが入りに行くい。副業のようなお小遣い稼ぎの場合は特に。


それでも最近は物欲が出てきて、欲しいものを買うためにお金を稼ごうと思うようになれた。

アルバイトをしていた高校時代からしたら、何を当たり前のことを言っているんだと思う。


お金のために働かなくて良い状態を望んでいたが、
お金のために働けるというというのは実は幸せだったのかもしれない。
なんて可笑しな矛盾が発生したりもしてる。

ずっと鬱状態にあった私は、何かを頑張ろうと思えること自体が幸せであることを知っている。


鬱状態の冷めた状態から見ると、無意味ななことに思えるけど、
欲しいものを手に入れるために頑張り、それを手に入れることは、
それなりに幸福感がある。


というか人生なんて意味のないものに価値を見出すものなんだから、
価値を錯覚できる対象が増えること自体が幸せなことだと思う。


物欲とか食欲とか性欲とかいろんな欲求があるけど、欲がないって健全じゃないしそれはそれで辛い。

欲が強すぎるのも問題だけど無すぎるのも問題だ。

いずれにしても、欲が出てきたというのは、うつ状態が治ってきたという良い兆候なのではないかと思う。


稼がないでのんびり暮らすのも幸せだけど、
たくさん稼いでたくさん使うというのもまた幸せなんだと思う。

そしてその両方を行ったり来たりすることができる
のも幸せなことなのかもしれない。

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