丹生都比売(ニウツヒメ)神社のこと
丹生都比売(ニウツヒメ)神社は和歌山県のかつらぎ町にある神社です。
最初に訪れたのは4年前の夏。
何故だか気に入り翌年も訪れました。
以前、記事にチラッと書いたように私は特別な信仰心を持っていません。
ですが、土地柄(京都)有名無名関わらず数多くの神社や寺院がありますし、それこそ子供の頃には近くの神社やお寺は格好の遊び場(かくれんぼや鬼ごっこ、ザリガニ釣りなど)でした。
勿論、その当時は深く感じてはいませんでしたが、やはり神社やお寺の境内(敷地内)は少し空気が違っていることは感じていました。
それは別段スピリチュアルなことやオカルトめいた話ではありません(苦笑)
場所によってはそれらの神社やお寺は、普段私が生活している街の中にあり、道路を走る車の音やクラクション、踏切の音や子供を叱る母親の声なども聴こえてきます(笑)
しかし普段街中で聴こえてくるとややもすると騒音や雑音として聴こえてしまうような音も神社やお寺の敷地内で聴くと何故だか気にならない、ということは感じていました。
まあ、その頃は遊びに夢中だったからでしょうが(苦笑)
ただ、その感覚は今でも感じています。
それを感じたくて神社やお寺を訪れていると言ってもいいくらいです(笑)
この丹生都比売神社はもっと山間の小さな盆地(天野盆地)にあります。
場所もそうですし訪れた時期的(8月)なこともあるでしょうが、誰もいない!(笑)
正確には1組の参拝者がいらっしゃいましたが、私たちと入れ替わりのように帰られました。
貸し切り状態です(笑)
小雨が降ったり止んだりの天候でしたが、それがまた独特の空気を感じさせてくれます。
ここで聴こえるのは風の音、風に揺れる樹々の葉の音。
そして姿の見えぬ鳥の声だけ(笑)
山間にポツリポツリと民家が点在するような場所にある丹生都比売神社。
ここでは先に挙げたような音の経験はできません(苦笑)
ですが、本当に静かで素朴で美しい神社でした。
参拝を終えてもなお丹生都比売神社の空気を心地良く感じていると、中鳥居から「!?」な姿の一団が。
美しい袈裟を着た僧侶の一行が!
どうやらこの丹生都比売神社は、高野山と深い関わりがある神社だそうで。
なるほど、お坊さんが来ても不思議ではないと。
その後、僧侶の皆さんは本殿に向かわれ御祈祷を受けていらっしゃいました。
その姿を拝見して「ジャンルを超えたジャムセッションが今、始まる!」
などとアホな妄想が一瞬頭をよぎりましたが(苦笑)
ご存知の方からすればなんら驚くべきことでもないのでしょうが、ものを知らぬ私はここでこのような場面に遭遇したことがなんだか得した気分でした(笑)
しばらく訪れていませんが、ここもまた再訪したい場所の一つです。
出来ればもう一度「ジャムセッション!」が観たいな(笑)
最後までお読みいただきありがとうございます。
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