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わたしと遊戯王④ 初めてのオフ会参戦

こちらの続きになります。

ライトロード使いのKと絡むようになってから自然と交流関係が増えていった。

当時はSNSが発展途上の中だったのでまだX(Twitter)はなくmixiが流行り出していた頃だった。

mixiを通じても交友関係はどんどん増えていった。
その中のコミュニティで自分の地方の遊戯王のオフ会をあるのを知った。

そのオフ会の参加メンバーの中にmixi間で仲良くなった人がいた。
その人に会いたいというのもあり自分も参加することにした。

電車で1時間程かけて地方の中でも栄えている駅を目指す。
改札を抜けるとそれらしき集団がいる。
なんとなくわかるカードゲーマー特有のオタクオーラー。

その中にかなりの大柄の男性と見た目大学生の青年(後に年下の高校生と知る)に声を掛けられる。
この2人が幹事だった。

その後も続々と人が集まり20名程度集まったところで会場へと移動する。
駅から徒歩15分程度で会場のカラオケBOXに到着した。

ドリンクバーで飲み物を入れ、会場の部屋に入る。
仕方がないが身内同士で固まって座る形になる。まあ初対面だから仕方ない。

一緒にきた身内とフリーをしていると幹事の大柄の男が司会進行を始める。
そしてマイクで1人ずつ自己紹介をしていく。

ハンドルネーム、好きなカードを話しながらそれぞれ自己紹介をしていく。
ここで名前と顔の一致をしていくところが面白い。
想像していたどおりの人もいれば、違う人もいる。

しかし驚いたのは自分が会いたかったマイミクさんがとてつもないイケメンの美形の顔立ちだったところだ。
髪型もかなり長くビジュワル系バンドやホストをやっていそうな、とてもカードゲームをやっている風貌には思えなかった。

そして大会が始まり自然といろんな方々と対戦していく。
緊張感は全くなく、でも初対面の距離感を感じながらプレイしていた。

大会はあまり勝つことはできなかったが、楽しい時間だった。
終わった後は既に仲良いグループで固まってしまっていたので中々輪に入れなかった。

しかしあの爽やかイケメンとは話しておきたい。
勇気をもってフリーを申し込むと心良くオッケーしてくれた。

ちなみにどうして爽やかイケメンと接点があったかというとこのカードがきっかけだった。

墓地から蘇生するトリッキーなカード。
現在はとある悪用されてしまい禁止カードになってしまった。返して

かなり癖のあるカードなのだが当時このカードを入れた植物デッキを愛用しており、そのイケメンもアマリリスを使っていた。
このカードを使っているプレイヤーが周りにいなかった為嬉しくて仲良くなっておきたかったのだ。

ちなみに当時オフ会で自分が使っていたのはこのカードだった。

魔法罠カードを完封する1枚。
見た目が好きだったので愛用していた。

3試合程フリーをしてすっかり打ち解けた。
自分が勝ち越したのだが、かなり自分のデッキ選択とプレイングに驚いていたのを覚えている。

おかげでこのアマリリス使いのイケメンと仲良くなり、後にお互いの家に遊びに行ったりチームを組んだりする程の仲になった。

現在は自分らが活動していたときよりもSNSの交流やオフ会の交流が厳しい時代になってきてると思う。
しかしこういった繋がりが増えていくのも忘れられない思い出だし、非常に良い経験として活かせている。
だからこういった文化は廃れてほしくないと思う。

続く

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