「でもやっぱり人間向いてないわ」わたしがそうみているだけ
わたしにはたくさんの鍍金が付けられていて、
でもそれもだんだんと剥がれつつある。
わたしは本物の金にはなれない。
私はずっと肩車されてきた。だから、わたしの身長では見れないものをたくさんみてきた。
背伸びじゃなくて、肩車されていた自覚がある。その位置から地の距離を逆算して生きてきたと思う。たくさんの人が関わっているのだけれど、その人たちは決して交わることはできない。けれど、私という1人の人間で繋がっている人たち。私を1人でも立てるようにしてくれた人たち。
最近、鍍金の剥がれ