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KOM-003 「次回作」について

時間を食われるので、レーベルと自分の説明をしたら、noteはしばらく置いておこうと思っていたのですが、昨日の投稿を更新した際に「2日連続の更新」を「凄い!」だか「偉い!」だか、クラッカー画像つきで褒めてくれるホップアップが出てきました。

それについては「やかましーわ」と正直思いました。でも、同時に「明日も更新したらまた言ってくるのかな」と気になってしまい、今これを書いています。

現在、ことさら出版の商品は遠い街(butaji+スズキナオ)のCD『膝』のみとなっております。

まだまだしばらくはこの一点のみとなりそうなのですが、予定はあります。その予定について、少しお伝えする投稿になります。

・時期未定のもの

A:遠い街のアルバム(セルフタイトル『遠い街』になる予定

B:スズキナオさんの「読んでは忘れて」の書籍化(ことさら出版のサイトで連載中

この二つは、サイトをつくる前からやりたいな、と思っていたもので、butajiさんやスズキナオさんにも(とりあえず?)OKはいただいております。ただ、Aはbutajiさんが作曲にあてられる時間ができないと進まないのと、Bは仮に毎回第1回の文章量くらいになると考えると、書籍化に足る量がたまるのが2年後くらいになる気がするので、いつになるのかはわかりません。気長に待っていただければ幸いです。

あと、スズキナオさんについては、もう一つ連載していただいている「世界を割る」も編集・抜粋したものを、バーコードなどをつけた本ではなく、オフセット印刷などでミニコミ誌のような形にまとめたものをつくりたいな、と考えていたりもします。

ちなみに、服部昇大さんの連載「美ー子ちゃんの今週の一枚」については、基本的に、一度単行本にまとめている宝島社さんなど、ちゃんとした出版社さんからのオファーがある可能性が高いので、ことさら出版で何かの形にまとめる、といった話はしておりません。もしいいやり方があれば、漫画の単行本とは別に、何かできたらいいなあ…といったことをぼんやり考えている程度です。

・時期未定ながら、第二弾になりそうなもの

C:漫画の単行本

次回作の本命がこちらです。ある漫画作品の単行本化を予定しております。実のところ、これも具体的なアクションはほとんどしていない状況です。とはいえ、butajiさんが今月末までに急に10曲くらい書かれるようなことがなければ、おそらくはこれが次回作になるだろう、という確信はあります。

CDは紙ジャケットにしたこともあり、それほど場所もとらないので、『膝』については冗談抜きで「butajiさんやチミドロ(スズキナオさんのバンド)のライブ会場で10年かけて売り切ってくれれば」くらいに思っています。自覚しながら書いているので、「お前が売れよ」という指摘はご容赦いただければ幸いです。

そして、この漫画作品についても、ロングテールでじわじわ売れていく自信はそれなりにあるのですが、まあ在庫の段ボールのインパクトたるや、なかなかのものがあるでしょうから、「発売2ヶ月くらいで初版の半分くらい出てくれないかなあ…」と今から軽く涙目であることは否定できません。

著者さんもサイン入れなどには全力で協力してくださるとのことなので、発売のアナウンスがあった際には、段ボールの山に埋もれて身動きできないまま力尽きた白骨遺体を思い浮かべ、応援してやっていただければ幸いです。

…って、雑な物言いですね正直。作家さんにも失礼かも。ただ、「費用に見合う」と確実に感じていただけるかはわかりませんが、よく知らないで買った人でも、「面白い」とはほぼ確実に思っていただけるだろう、とは考えているので、どんな理由でも読んでみてほしいのです。できるだけ前者も満たせるように、価格を下げる努力はします(まだ厳密な原価計算はしていないものの、小規模出版の印刷物はどうしても単価が高くなりがちだと思うので)。

話が逸れますが、そもそも、普通の出版社の漫画の単行本が安すぎませんか。どっちも兼ねてるのに画集と小説の1/2~1/4くらいって凄いですよね。最近じわじわ単価上がっている気がしますが、不景気とか抜きにしても、まだまだ適正価格ではない気すらするのです。もちろん、小さなお子さんが買えてナンボだと思いますので、値上げダメ絶対とは思っていますし、それらの価格に極力近づけたいと著者さんともども思っております。

・その他の予定

おそらく、今後ことさら出版のサイトで、二つ連載が始まることになると思います。そちらも、反響があれば書籍化を検討したいと思っているのですが、「そもそも商機を見極めるに足る声のサンプルを集められるほど、お前が母数を持っていない」という話なので、頑張らないといけないところであるものの、いかんせん前の投稿に書いたように、私にそんなに頑張る気がないので困ったものです…。Twitterやnoteで3000フォロワーくらいいかないと、見極める材料にならない気がするのですが、どうなんでしょうか。

あと、Cの漫画単行本をつくってみて、書籍の費用感、在庫の容量、保管費用なども把握するのがファーストステップですね。それが思ったより大変じゃなかったら、反響があろうがなかろうが書籍化したいし、死ぬほど大変だったら書籍化までのハードルも相当高くなるでしょう。

ということで、引き続き宜しくお願い申し上げます。年末までに『膝』含めて3つ商品が並んでいたらいいなあ、と思っております。

(公開後追記:出ました…)


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