なかにし(nia)

青い青いうみのそこ、そんな場所を遺せるように。過去のお仕事https://nakani…

なかにし(nia)

青い青いうみのそこ、そんな場所を遺せるように。過去のお仕事https://nakanishi-suzuka.tumblr.com/

マガジン

  • ぼやき

    不定期更新のぼやき。とりとめのなさを軸に。 子を迎える編と通常ぼやきがあります。

  • ものがたり

    物語はこっちに集めます。

  • かんがえごと

    思っていることや考えごとなど

記事一覧

ぼやき No.04

少し前に、子の性別がわかった。 「女の子の方が育てやすい」みたいな話が世間にはあるそうだが、私は自分も女なのに女の子という存在に苦手意識というか妙な緊張感がある…

10

ぼやき No.03

前回のぼやきを読んでくれた友人から「できたらまた書いてほしい」と言ってもらえて、「え!思うことなんていっぱいあるよ!書く書く!」となった。ので、書いている。(※…

10

ぼやき No.02

現在、妊娠5ヶ月。このまま順調に進んでくれたなら、7月には人の親になる。 普段から私を知っている人や仕事関係の人からは、「えーっ!」という声も聞こえてきそうだ。私…

25

ぼやき No.01

人生の中には、闘わなければならない瞬間というものがきっとある。 特に何があったわけでもなくそう思って、近所にあるムエタイジムでキックボクシングを習い始めた。 コ…

5

ぼやき No.00

高校生や大学生の頃、ままならなさをただ記す、起承転結も何もない「ぼやき」というものをmixiに書いていた。 熟成させることで旨味をもっていく文章もあれば、そのまま腐…

4

備忘録2。ベトナム・タイのカテゴリ別記録メモ

ベトナム・タイでの備忘録その2。こっちはカテゴリ別で面白かったもののメモしています。 前記事は以下。 化粧品について ベトナムはビーガンコスメやオーガニックコス…

12

備忘録。日本以外の場所で2週間暮らして

ベトナム・タイに行ってきました。 人生で初めて、2週間も国外に出るという経験でした。(多分。修学旅行は1週間くらいだったと信じている。) ベトナムとタイ、それぞれ…

14

早稲田大学ハラスメント問題を見ていて思うこと

もはや存在を忘れるレベルで使っていなかったnoteなんですが、ここ数日大学のハラスメントを看過しない会のアカウントの発信やその周辺の動きを見ていて、自分の中でモヤモ…

「小さな言葉」で繋がり、寄り添って言葉を探していくことの尊さについて思うこと

本noteは、以下のプロジェクトを眺めていてふと思い出したことや考えたことについての記録です。見出しもなくだらだら書いています。 「生きるのしんどい」そうこぼせる場…

「空白」で生きていたい

なるべく「空白」でいたい。 そう思うことが増えた。常時考えているというよりは、それでさえ無意識の、空白の中にあることが多い気がするけれど。 先日、音楽をやってい…

「自分の問題」にすることで、自分の人生を取り戻すということ -アダルトチルドレンの幸福論2

AC(アダルトチルドレン)の友人と、母の日を経てそれぞれの心境について共有しあっていた中で、「課題を誰のものとするか」という話がでた。わたしはなんとなくの感覚でた…

「女性であること」に28年間抱いていた被害者意識と、わたしたちが「わたし」として幸せになるために必要なこと - アダルトチル…

私は「女性性」に対する嫌悪が強い。女に生まれていなかったら、と思ったことが何百回もある。昔よりは随分受け入れられるようになったけれど、女であるということを、本当…

ずっと書けなかった母の日の手紙を

便箋8枚に渡る手紙を書いた。読み返して推敲することはせずに、一気に書いた。 10代の頃から何度も書こうとして書けなかった手紙。最後まで行きつけなかった手紙。便箋何…

自分の特徴を把握し、歪さを面白がれるか - ADHDと診断されて

社会人になって5年目。 つい先日、わたしは自分がADHDだということを知りました。 感想としては「え、まじ?ふーん」と思いつつ、自分をうまく扱うための情報が増えて嬉し…

【言葉について考える】炎上コピーから2015年のコピーを覗いてみた

(※Twitterで炎上している銀座いせよしさんのポスターに関する、モヤっとしたメモです。気になったので調べた程度なのでゆるいですが、自分用のメモとして。) 「ハーフ…

NovelJam2018秋、終幕までの走り書き。

NovelJam2018秋が、今日2/1で終わる。 グランプリ審査なるものがあり、表彰などもあるようだ。けど、正直わたしはその辺はどうでもいいなと思っている。昔からその手のも…

ぼやき No.04

ぼやき No.04

少し前に、子の性別がわかった。
「女の子の方が育てやすい」みたいな話が世間にはあるそうだが、私は自分も女なのに女の子という存在に苦手意識というか妙な緊張感があることもあって、男の子の方がそれなりに仲良くいい感じにやっていけそうだなーとぼんやり思っていた。よって、「男の子だったらいいな〜」という気持ちと、「でもまぁ、私の人生的にはなんとなく女の子なんだろうなぁ〜」という気持ちを同じくらい抱えながら健

もっとみる
ぼやき No.03

ぼやき No.03

前回のぼやきを読んでくれた友人から「できたらまた書いてほしい」と言ってもらえて、「え!思うことなんていっぱいあるよ!書く書く!」となった。ので、書いている。(※ずっと更新し忘れていたので、実際にこれを書いたのは2月だったと思う)
前回の記事を更新するまで、妊娠は身内と会社の関係者以外に伝えていなかったことだったのだけれど、お子さんのいる女性陣から「わかる」「共感した」という声や具体的な体験談もコメ

もっとみる
ぼやき No.02

ぼやき No.02

現在、妊娠5ヶ月。このまま順調に進んでくれたなら、7月には人の親になる。

普段から私を知っている人や仕事関係の人からは、「えーっ!」という声も聞こえてきそうだ。私も結構、いまだに「えーっ!」と思っている節はある。
本来妊娠報告というものは、もっともっと後になって「もうすぐ産まれます!」とか、むしろ「産まれました!」とかの報告をされる方が多いのは一応知っていて、妊娠〜出産はいつ何が起こるかわからな

もっとみる
ぼやき No.01

ぼやき No.01

人生の中には、闘わなければならない瞬間というものがきっとある。

特に何があったわけでもなくそう思って、近所にあるムエタイジムでキックボクシングを習い始めた。

コロナ禍を経て数年、三十路になり体力も代謝も落ちてくるなかで、そろそろ動かなければという危機感がゼロだった訳ではない。市民センター的なところのプールにでも通ってみようかと思って、わざわざ利用方法を調べて、わざわざそれっぽい水着を買って、一

もっとみる
ぼやき No.00

ぼやき No.00

高校生や大学生の頃、ままならなさをただ記す、起承転結も何もない「ぼやき」というものをmixiに書いていた。

熟成させることで旨味をもっていく文章もあれば、そのまま腐敗していく言葉もある。自分に100%の時間を割く人生ではなくなってきたこともあり、なんとなく、ぼやきの更新をもう一度始めてみたいなと思って筆をとっている。

更新は不定期になるかもしれないし、内容もバラバラになると思う。とりとめのなさ

もっとみる
備忘録2。ベトナム・タイのカテゴリ別記録メモ

備忘録2。ベトナム・タイのカテゴリ別記録メモ

ベトナム・タイでの備忘録その2。こっちはカテゴリ別で面白かったもののメモしています。

前記事は以下。

化粧品について

ベトナムはビーガンコスメやオーガニックコスメ、アニマルフリーなものが多い?(日本が少ないだけか?)

ベトナムはナチュラルオイル系が安いらしいが、店にたどり着けず買えなかった…残念…。タイもココナッツ系とかは安いのかな。

とにかく「崩れない」「湿気や汗に強い」が重要なのはめ

もっとみる
備忘録。日本以外の場所で2週間暮らして

備忘録。日本以外の場所で2週間暮らして

ベトナム・タイに行ってきました。
人生で初めて、2週間も国外に出るという経験でした。(多分。修学旅行は1週間くらいだったと信じている。)

ベトナムとタイ、それぞれ異なる雰囲気で面白かったですが、タイはもうほとんど東京だなって感じの街並みも多く、「電車の有無」で街や暮らしは結構変わるんだろうなぁという印象がありました。ベトナムも何年ものあいだ地下鉄を作ろうとしているものの、まだ工事中だそうで。日本

もっとみる
早稲田大学ハラスメント問題を見ていて思うこと

早稲田大学ハラスメント問題を見ていて思うこと

もはや存在を忘れるレベルで使っていなかったnoteなんですが、ここ数日大学のハラスメントを看過しない会のアカウントの発信やその周辺の動きを見ていて、自分の中でモヤモヤと溜まってくるものがあったので書き記します。

ここ最近まで、私は先述のアカウントの活動を知らなかったし、早稲田大学のハラスメント問題についても正直あまり知りませんでした。偶然TLに流れてきたことで、陳述書などを拝読しつつ、Twitt

もっとみる
「小さな言葉」で繋がり、寄り添って言葉を探していくことの尊さについて思うこと

「小さな言葉」で繋がり、寄り添って言葉を探していくことの尊さについて思うこと

本noteは、以下のプロジェクトを眺めていてふと思い出したことや考えたことについての記録です。見出しもなくだらだら書いています。
「生きるのしんどい」そうこぼせる場所を子どもたちに #こどもLINEプロジェクト

高校生の頃、人生で一番病んでいた。「華の女子高生」というレッテルを知らぬ間に身に付けながらも、そこからは程遠い高校生をやっていた。

学校にはほとんど昼から通い、暗くなるまで部活に励み、

もっとみる
「空白」で生きていたい

「空白」で生きていたい

なるべく「空白」でいたい。

そう思うことが増えた。常時考えているというよりは、それでさえ無意識の、空白の中にあることが多い気がするけれど。

先日、音楽をやっていた知人がCDやアンプを手放したという話を聞いた。「魂を売った」と、彼は言った。正確に言えば、LINEの画面上にそう書いていた。軽いトーンのふざけた言葉だったとしても、それは確かに彼の中にある感覚なのだろう。わたしだったら、きっとそんな言

もっとみる
「自分の問題」にすることで、自分の人生を取り戻すということ -アダルトチルドレンの幸福論2

「自分の問題」にすることで、自分の人生を取り戻すということ -アダルトチルドレンの幸福論2

AC(アダルトチルドレン)の友人と、母の日を経てそれぞれの心境について共有しあっていた中で、「課題を誰のものとするか」という話がでた。わたしはなんとなくの感覚でたどり着いた答えが、彼女はカウンセリングの中で聞いたというものが一致していて、「これはある程度汎用的なのかもしれない」と思ったので、メモも兼ねて書き残しておこうと思う。
わたしがACとして考え続けてきた母との関係性を主にあげているものの、多

もっとみる
「女性であること」に28年間抱いていた被害者意識と、わたしたちが「わたし」として幸せになるために必要なこと - アダルトチルドレンの幸福論

「女性であること」に28年間抱いていた被害者意識と、わたしたちが「わたし」として幸せになるために必要なこと - アダルトチルドレンの幸福論

私は「女性性」に対する嫌悪が強い。女に生まれていなかったら、と思ったことが何百回もある。昔よりは随分受け入れられるようになったけれど、女であるということを、本当は今もまだ歓迎しきれていないんだと思う。最近、そんなことに不意に気づかされることがあったので、自分のためにこの記事は書く。自分のことを観察して理解するために。結局7000字を超える長文になってしまったので、読んでくれる人はそのつもりで読んで

もっとみる
ずっと書けなかった母の日の手紙を

ずっと書けなかった母の日の手紙を

便箋8枚に渡る手紙を書いた。読み返して推敲することはせずに、一気に書いた。

10代の頃から何度も書こうとして書けなかった手紙。最後まで行きつけなかった手紙。便箋何十枚をも無駄にした手紙。それが書けた。ぜんぶ書けたのかはわからないけれど、とりあえず書けなくなる前に書ききることができた。書き始めて2時間くらい経っていた。集中していたからかめちゃくちゃ疲れて吐きそうになっている。手首も痛い。目も痛い。

もっとみる
自分の特徴を把握し、歪さを面白がれるか - ADHDと診断されて

自分の特徴を把握し、歪さを面白がれるか - ADHDと診断されて

社会人になって5年目。
つい先日、わたしは自分がADHDだということを知りました。

感想としては「え、まじ?ふーん」と思いつつ、自分をうまく扱うための情報が増えて嬉しいなとは思っています。

わたしはAC(アダルトチルドレン)でもあり、「自分の嗜好・感情や意思が把握しづらい」という特徴を持っています。10代でうつの症状に直面していた時期もあり、なんだか色々生きづらいと思うからこそ、わたしは自分の

もっとみる
【言葉について考える】炎上コピーから2015年のコピーを覗いてみた

【言葉について考える】炎上コピーから2015年のコピーを覗いてみた

(※Twitterで炎上している銀座いせよしさんのポスターに関する、モヤっとしたメモです。気になったので調べた程度なのでゆるいですが、自分用のメモとして。)

「ハーフの子を産みたい方に。」

着物の販売店・銀座いせよしさんの広告。こちらのコピー、「東京コピーライターズクラブ(TCC)」の新人賞で入賞した作品でもあるそうです。
このコピーを中心に、着物を着ているにしては大股な歩き姿なんかも含めて「

もっとみる
NovelJam2018秋、終幕までの走り書き。

NovelJam2018秋、終幕までの走り書き。

NovelJam2018秋が、今日2/1で終わる。

グランプリ審査なるものがあり、表彰などもあるようだ。けど、正直わたしはその辺はどうでもいいなと思っている。昔からその手のものの持つ意味がよくわからない人間だった。表彰の本質は、多くの人(あるいは尊敬している人、届けたい人)に届いたということの証明なんだろうなぁと、前回の花田菜々子賞受賞の際に感じた。あの時のうれしさは、「ちゃんと読んでくれた人が

もっとみる