『解体屋ゲン』　#16　 橋脚爆破

海外の（特にアメリカの）爆破解体を見ていて羨ましいな、と思うのはテレビや映画への爆破解体会社の協力が積極的に行われていることです。爆破解体そのものがショーに仕立て上げられることもあれば、映画のストーリー上の爆破シーンに協力することもある。そこから思いついたのが今回の話です。

【マンガ】解体屋ゲン #16 第12話 橋脚爆破

前回が技術的な話であったのに対して、今回は橋を爆破しているものの、完全にエンターテイメントです。今掲載してもらっている「施工の神様」の反応はあまりよくありません。でもこの回の雑誌での受けはいい。この辺にどう折り合いをつけるのか、悩んで……悩んで……当時は悩みましたが、今はもう悩んでいません。

ゲンさんはなんでもあり！泣きアリ、笑いアリ、感動、怒り、グルメ、子育て、友情、専門的な話からバカ話まで、ありとあらゆるジャンルを全部飲みこんで突き進むことに決めたのです。そうはいっても吹っ切れたのはそうですね、200話を越えたくらいからだと思います。この話を書いている頃は毎回毎回精一杯、力の限りを尽くすことしか考えてなかったかも。

前回は電気自動車を先取りしましたが、今回はどうでしょう？

ゲッ！なんとフロッピーディスクです。今の若い人にはもう通じないかも知れません。デジタルガジェットは流行り廃りが激しいので、あまり使いたくないのですが、歴史の証拠として残しておくのも悪くないかも知れません。　＜続く＞

そしてこの頃からシナリオを早く書く方法を模索し始めるのですが、それをここに書いてゆくのはなんか違うような…。漫画原作の技術なんて需要あるのかなぁ。これはひょっとして別のマガジンにした方がいいのかも知れません。ちと長考します。

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解体屋ゲン 1巻
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