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【余興】大映ドラマをChatGPTに書かせてみる

次回より通常記事に戻ります!
――が。

最後に余興。(まだやるんかーい!)

そういえば、「大映ドラマ風 あらすじ連載小説」をやってみようと思ったきっかけは、ChatGPTで遊んだ、この記事からなのでした。

「80年代アイドルの時澤言森を知っていますか?」

と、問いかけたところ、あることないこと――いいえ、「ないことないこと」ChatGPTが答えだして、それがちょっと面白かったので。

元々は、それをネタに、「トップアイドル物語」っつって、大映ドラマ風にあらすじだけで小説書いてみようかな?と思い立ったのが、そもそものきっかけでした。

ま、実際は、そこで出てきたChatGPTの回答は使わなかったんですけど。
(それはそれで面白く完成していたので。笑)

――そもそもが、「ChatGPTと勝負してみたい」という意図からの企画だったことを思い出しまして。


と、いうわけで。
ChatGPTに、改めて「80年代大映テレビ風」ドラマのあらすじを考えてもらおうと思います!(マジか。笑)


まず、こう聞いてみました。

私:「大映テレビ」をご存知ですか?

ChatGPT:はい、大映テレビという名称は聞いたことがあります。 大映テレビは、かつて存在した日本のテレビ番組制作会社で、大映映画のテレビ部門として設立されました。しかし、現在は閉鎖されています。

ん?――なくなってはいないはずだぞ??

ご参考。

と、なると。
「大映テレビ」が制作するドラマの「特徴」までは、ChatGPTも、正確に把握はしていないだろうな。

では、条件はこのようにして、依頼をしてみよう。

私:ところで、以下の条件で、テレビドラマの脚本を考えてもらいたいのです。
ChatGPT:はい、承知しました。どのような条件でテレビドラマの脚本を考えてほしいですか?詳細をお聞かせください。

私:全12回程度の連続ドラマ。舞台は80年代。どこにでもいる普通の高校生だった主人公の少女が、トップアイドルに昇り詰めるまでの物語。

これは、私が書いた『トップアイドル物語』の条件と、一致させておきました。(まったく違う話だと、比較できないので。)


で、ChatGPTに「大映ドラマ風」を書いてもらいたかったので。

以下、条件として提示した「大映テレビ制作ドラマの特徴」は、Wipipediaからそのままいただきました。

私:主人公が運命の悪戯に翻弄されながら幸運を手に入れるといういわゆる「シンデレラ・ストーリー」。
衝撃的で急速な起伏を繰り返したり、荒唐無稽な展開。
出生の秘密を持つキャラクターの存在。

そして、それらの条件を踏まえてのChatGPTの作ったあらすじが、こちらになります。

ChatGPT:
了解しました。以下が、あなたの条件に基づいて構想したテレビドラマの概要になります。

【タイトル】「80'sシンデレラ」
【概要】 とある田舎の高校に通う、どこにでもいるような少女・石原みなみは、音楽の才能を持っていました。
しかし、自分の歌を人前で披露するのが怖くて、友達の前でも歌えないでいました。
そんなみなみが、ある日、ディスコで偶然、トップアイドル「SUNNY BOYS」のメンバーである青山大地と出会い、歌声を褒められます。
みなみは大地の誘いで、SUNNY BOYSのバックコーラスに参加することになります。
みなみはバックコーラスの仕事を通じて、SUNNY BOYSのメンバーたちと交流するうちに、自分もアイドルになりたいという夢を抱きます。
しかし、そんな彼女には出生の秘密がありました。
実は、彼女は養子であり、本当の親は一体誰なのかも知らないのです。
みなみはアイドルになるために、大地やメンバーたちのアドバイスを受けながら、様々な試練を乗り越えていきます。
しかし、アイドルとして成功するためには、運命の悪戯にも翻弄されることになります。
そして、みなみはアイドルとして成功することができるのでしょうか。彼女の出生の秘密は明らかになるのでしょうか。

【キャスト】
石原みなみ:XXX
青山大地:XXX
SUNNY BOYSのメンバー:XXX、XXX、XXX、XXX

以上が、あなたの条件に基づいて構想したテレビドラマの概要になります。ご参考になれば幸いです。

――なかなかやるじゃねえか、ChatGPT。(笑)

せっかくなので、結末まで考えてもらいましょう。

私:とても素晴らしいですね。このあらすじのまま、この続きを考えていただけますか?
ChatGPT:はい、承知しました。以下が、第1話から第4話までのストーリーになります。

【第1話】「出会い」
舞台は1980年代、田舎の高校に通う普通の少女、石原みなみは、音楽の才能を持っていたが、人前で歌うことができず、友達の前でも歌えなかった。ある日、友達に誘われてディスコに行ったみなみは、偶然、トップアイドルグループ「SUNNY BOYS」のメンバー、青山大地と出会う。大地はみなみの歌声を褒め、みなみは感激する。大地はみなみにバックコーラスの仕事を提供し、みなみは初めての仕事に挑戦する。

【第2話】「夢への第一歩」
みなみはバックコーラスの仕事を通じて、SUNNY BOYSのメンバーたちと交流を深め、自分もアイドルになりたいという夢を持つようになる。そんな中、みなみはバックコーラスで大失敗をしてしまい、自信をなくしてしまう。しかし、大地はみなみに「歌うことが好きなら、必ずアイドルになれる」とアドバイスする。

――やばい。
「スタート時点では、人前で歌う事が苦手」設定は、自分の作ったあらすじと、丸被りしてしまっている。(笑)

【第3話】「試練の始まり」
みなみは大地やメンバーたちのアドバイスを受けながら、アイドルになるために様々な試練に立ち向かっていく。しかし、アイドルとして成功するためには、運命の悪戯にも翻弄されることになる。みなみはSUNNY BOYSの公演中に失踪し、メンバーたちは慌てる。みなみは「自分の歌を歌う場所がほしい」と言い残し、姿を消してしまう。

【第4話】「新たな展開」
みなみは失踪後、自分の歌を歌う場所を探し続ける。そんな中、あるライブハウスでスカウトされ、自分の曲を歌う機会を手に入れる。みなみの歌声は多くの人たちを魅了し、それがきっかけで、みなみは大手芸能プロダクションからオーディションの話を持ちかけられる。みなみは自分の夢を実現するために、オーディションに挑戦することに

そして、なんと、そこまでは頼んでもいないのに(笑)、第4話までの「各話の」内容を、勝手に考え始めたChatGPT。
――やる気だな?ChatGPTめ。

受けて立つ!(立つな。笑)

私:素晴らしいですね。このまま続きをお願いします。

ChatGPT:ありがとうございます。以下が、第5話から第8話までのストーリーになります。

【第5話】「新しい世界」
みなみはオーディションに合格し、ついにアイドルデビューを果たす。しかし、アイドルとしての生活は過酷で、みなみは疲れ果ててしまう。そんな中、大地がみなみを励ます言葉をかけ、みなみは再び立ち上がることができた。

【第6話】「運命の相手」
みなみはアイドルとして活躍する中で、運命の相手と出会う。彼は、みなみと同じく音楽に熱中しており、2人は共通の話題で盛り上がる。しかし、彼には出生の秘密があり、みなみは彼を助けるために奮闘することになる。

主人公みなみ、大地という人がありながら、「運命の相手」と出会うとは!
――許せない!

「永遠に誰のものでもありません宣言」(by 井森美……じゃない時澤ことみ 笑)を、みなみにもさせてやりたい!
(すっかりChatGPTのあらすじの虜になる一視聴者オレ。笑)

【第7話】「成功への挑戦」
みなみは徐々に人気を集めていき、ついにはテレビ出演のオファーを受ける。しかし、テレビ出演の前に、みなみは急性声帯炎にかかってしまい、声を失ってしまう。みなみは声を取り戻すために、必死でリハビリを続ける。

【第8話】「転機」
みなみは声を取り戻し、テレビ出演を成功させる。それがきっかけで、さらなる仕事が舞い込んでくる。しかし、みなみの人気は一気に上がりすぎてしまい、彼女を妬んだライバルたちからの嫌がらせやトラブルが続出する。みなみは運命の悪戯に翻弄されながら、アイドルとしての成功をつかむために、さらなる挑戦に立ち向かっていく。
次回は、第9話から第12話までのストーリーをお届けいたします。

あー!
「彼女を妬んだライバルたちからの嫌がらせ」――大好き!
そういうの、自分も書きたかったのに、入れ忘れた!!!
(笑)

ちょっと!
ChatGPT、抜かりないじゃん!

こうなったら、最終話まで書いてみるがいい!

私:ますます素晴らしいです!第12話を最終話として、続きをお願いします!

ChatGPT:ありがとうございます。以下が、第9話から第12話までのストーリーになります。

【第9話】「真実の向こう側」
みなみは人気アイドルとして忙しく活動する中、過去のトラウマに苦しんでいた。そんな中、自分を慕うファンの一人から届いた手紙が、みなみの心を救うきっかけとなる。そして、みなみは自分自身と向き合い、成長していく。

【第10話】「最高のステージ」
ついに、みなみのデビューから1年が経ち、彼女は人気アイドルとして絶頂期を迎える。そんな中、みなみは自分が本当にやりたかったことを思い出し、自分自身が作詞・作曲した楽曲でのステージに挑戦する。

――(チッ!)(舌打ち100回くらいしました。笑)
いいところで「本人の自作曲」要素を入れてきやがったな!

自分が書いた『トップアイドル物語』では、「アイドルとして歌うこととは即ち、聴く人(大衆)の望むものや制作者の表現したいものを、いかに映しとれる鏡になれるかということ」と、「その窮屈さと、しかし実はそこにある喜び」みたいなものを描きたかったので、「聴衆がいることは不自由だ」が、しかし、「でもその不自由の中に、実は私が歌いたい自由があった」というのが、実は隠しテーマだったのです。
(でも、「隠し」テーマなので、気づいてもらえなくて大丈夫です。笑)

しかしChatGPT。――私のその「隠しテーマ」と真っ向勝負を挑むかのように、「本人自作」要素をうまく入れてくるとは!

――さては、私と、私の『トップアイドル物語』を、潰しにかかる気か!?
(AIに対してさえも湧き上がる被害妄想。笑)

では、ラストはどう持っていく気なのか?

【第11話】「出生の秘密」
運命の相手・大地が、みなみに出生の秘密を明かす。彼女の実の両親は、有名なミュージシャンであり、みなみ自身もその才能を受け継いでいた。しかし、両親は交通事故で亡くなっており、みなみはそのことを知らされずに育てられたのだった。みなみは自分自身のルーツに向き合い、さらなる成長を遂げる。

【第12話】「シンデレラストーリー」
ついに、みなみは自分自身の音楽で、ステージを飾ることができた。彼女は運命の悪戯や困難に翻弄されながらも、自分自身と向き合い、成長していく過程でたくましくなっていた。そして、みなみはシンデレラストーリーのように、幸運を手に入れることができた。みなみは、自分自身を信じることが大切だということを証明したのであった。

以上が、この物語の完結編となります。どうでしたでしょうか?

『彼女の実の両親は、有名なミュージシャンであり、みなみ自身もその才能を受け継いでいた。』
――まずいぞ、ここも要素が若干被っている。(笑)

いや~ん、あらすじだけであれば、AI、全然問題なく作ってくれちゃうわけか。(それも抜かりなく。)
――もう、それこそ、「予想をどこまでも裏切り続ける展開」とか「巧妙に張りめぐらしまくった伏線」とかで、勝負するしかないようですね。

最後に、ちょっと気になったことを聞いてみました。

私:結末まで大変すばらしい出来でした。ところで、ChatGPTは、何を参考にして、こういうあらすじを作成しているんですか?

ChatGPT:私、ChatGPTは、自然言語処理技術に基づいた人工知能の一つであり、大量のテキストデータを学習しています。この学習により、日本語における文章の構造や文法、言い回し、表現方法などを理解し、それらを組み合わせて新しい文章を生成することができます。

したがって、今回のようなドラマのストーリーを考える場合にも、様々なテキストデータから得られる知識を統合し、それを元にストーリーのアイデアを考えることができました。ただし、私が生成する文章はあくまでプログラムによる自動生成であり、人間が書いた文章とは異なる点もあるため、ご理解いただければと思います。

いや~、それにしても、人工知能、思っていたよりすごいことになっていると思いますよ?
「テキストデータから得られる知識を統合し」たもので、これだけ「運命に翻弄されるあらすじ」とか「シンデレラストーリー」とかまで、考えられちゃうわけだから。
びっくりですわ。
条件をはじめに設定したとはいえ、思った以上に「大映感」もあるストーリー展開だったと思うしねえ……。

もうあとは、「狂気」で勝負するしかないね、人間は。
そこしか勝ち目がないし、そこが「人の創作が生き残るポイント」だよねっ!

狂気!狂気!狂気!

「恋は壊れやすいものよ、ビタミンCのようにね」
(『不良少女と呼ばれて』で、伊藤かずえ氏扮する「モナリザ」の、本当に大映ドラマの中に実在した台詞です。笑)
とか、
「ゴルフクラブを武器として戦い『5番アイアンのお祈』と呼ばれる」
(『プロゴルファー祈子』の主人公の設定――ゴルフクラブで人を頻繁に殴るって、単に頭のおかしい娘としか思えない。笑)
とか、
ChatGPTすら思いもよらない「はるかな世界」へ、みんなで旅立とう!

――狂気!凶気!狂喜!


というわけで、これにて「大映ドラマ」企画はおしまいです!
(お腹いっぱいですよね、みなさん!!笑)

次回から、通常記事に戻ります!
(戻れるか心配!!笑)

2週間(も)、お付き合いいただき、本当にありがとうございました!
(本当に感謝しかございません!!)