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そのポータルサイト業者、大丈夫?契約トラブル顛末記(2)


個人事業主のわたしと、サービスのクオリティが低いポータルサイト業者:EHとの3年契約。3年目となる今年の夏に電話で更新しない旨を伝えたのに、引き継がれておらずちゃっかり9月に自動更新されていた。


さて困った。

なぜなら電話で伝えただけで、その時電話をかけてきた相手の名前も控えていなかった。
普段なら控えるのだが、この時は夕食の支度で忙しく、かつ、「またEHかよ!」というウンザリした気持ちから、わたしも雑で投げやりになっていたからだ。

雑なことをすると自分にはねかえってくるんやで…


話にならないサポート担当者

10月10日、電話で抗議するも、「更新月は9月だったからもう手続きはできない」と言い張る自称サポート担当氏。貴方ではそうとしか言えないのでしょうね。このトラブルを扱える人と代わってくださいと伝えるも、

EH:「それは裁量権がある人間ということでしょうか?(半ギレ)」
私:「そうです」
EH:「じゃあ僕ですが?(半ギレ)」


バカかな?


そんな意地はっていたら、堂々巡りになっていつまでもこの不毛なやりとりを続けるだけなのに、謎の言動であることよ(詠歎)


あなたではこのトラブルを扱えないでしょう?だから扱える人と代わってくださいと再度伝えるも、やっぱり「誰に代わっても同じですよ?(半ギレ)」と言う。そう言えとマニュアルにあるのか、それとも私的な恨みでも初めて話すわたしに抱いているのか、それともアホなのか。

こんな不毛なやりとりをしているうちに、わたしのクライアントさんが予約時刻で到着したためタイムアウト。


更新しないぞと固く心に決めていたのに。
サポート担当者に伝えたのに。
勝手に自動更新されていた。
しかもやりとりの記録はない。
非常に不利だ。
ものすごく気が重い。だが、ここは退いてたまるか。
契約書を見返すと「契約期間満了日の3ヶ月前までに文書で甲か乙いずれかが申し入れること。これがない場合には同条件で契約を更新する」(※特定を避けるため、契約書の本文そのままの引用は控える)となっていた。

EHの中で申し送りができていないのはわたしの落ち度ではない。
更新しない旨を伝えたのに正式な手続きの案内を送ってこないのも、わたしの落ち度ではない。

生まれて初めて消費生活センターに電話する

契約トラブルは消費生活センターに相談してみるものだろうと思い立ち、ネットで検索して電話をかけてみた。

188(イヤや)番にかけると、最寄りのセンターに繋いでくれる。
待たされることなくすぐに繋がり、丁寧に話を聴いてくれた。わたしの落ち度をあきれられたり、責められたりすることもなく、事実関係を確認しながら話を聴いてもらえたことで、だいぶ気持ちが落ち着く。「契約の解除についてはこう書いてあるだけで、契約更新するかどうかのリマインダーもなかったし、契約更新しませんと伝えた後に「ではこうしてください」という案内もなかった」と伝えたところ「それは消費者にとってわかりづらい、不利な状態ですね」と言ってもらえた。


ところがとんでもないことが発覚する。


個人事業主は「消費者」ではない


係の人はとても申し訳なさそうに「あなたの場合、個人事業主なので消費者を保護する法律:消費者契約法の対象ではない」「だからうちではお役に立てない」と言う。

え。

どゆこと?


待て次号!!

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