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人の人生を変える仕事人がつくる世界は厳しくも美しかった!~社員旅行のような大人の棚卸遠足 SUNABACO BOOTCAMP in EBETSU~ #5

■note#5

このnoteは、4月22日・23日に開催されたSUNABACO BOOTCAMP in EBETSUの参加記録です。

既に多くのnoteが投稿され、感想は言い尽くされた感がありますが、「note書く書く詐欺師」から脱却するため、とりあえず書いてみようと思います。

noteサイドも「駄文でも短文でも悪ふざけでも、とにかく気軽に投稿しましょう!」と言ってくれているので(^^)

キーワード:「覚悟」「根性」「決断」「継続」「偽りのない真摯な姿勢」


~しばし回想~

私がSUNABACOを知ったのは、かれこれ2年ほど前。Facebookの広告だった。

利用していたコワーキングスペースの常連さんが卒業生ということもあり、前々から気にはなっていた。

でもなぜ、数多あるプログラミングスクールの中からSUNABACOを選んだのか。

それは、なんとなく、他のスクールにはない、血の通った印象を受けたからだ。

今回のイベントで、猫山課長が口にした「センサーの塊」に関係する。

なんとなく、私のセンサーが反応してしまったのだ。


■4月21日イベント前夜

Twitterでは、SUNABACO関係者による「ワクワクしすぎて眠れない!」といった投稿が流れていた。

そんな中、際立っていたのは、「帆掛鮨」のお料理投稿!

帰社時間のこの投稿に胃袋がやられた。

前日入りしていたSUNABACO代表の中村良氏(なかまこさん)と若林理恵子氏(かりんさん)、元銀行員アフェリエイターのうたのんさん、うたのんさんの師匠あだちさん、副業を目指すサラリーマンの副サラさんが、公開できないヤバイお話(作戦会議?)をしていたらしい。

■4月22日イベント当日

事前にTwitterで、札幌から江別までの送迎告知があり、道民ながら、なかまこさんのご厚意で同乗させていただくことに。

10時に狸小路6のファミマ前集合と言われていたのに、Twitterで投稿されたセコマのかつ丼に誘導されたのか、疑うことなくセコマ前で待っていた私。

集合5分前、これはおかしい!と思い、Twitterを確認したところ、こちらの投稿に助けられ、皆さんと無事合流。

はじめに声をかけてくださったのは、かりんさん。Twitterのプロフィール画像そのままの笑顔に、思わず「あっ、本物だ!」と心の中で叫んでしまった。

なかまこさんが運転するハイエースに乗り込み、いざ出発!

腹ごしらえに、山岡家でラーメン、町村農場でソフトクリームを食べてSUNABACO EBETSUへ。

13時近くに、現地に到着。すでに大勢の人の熱気で、室内は汗ばむくらいの温度になっていた。



イベントは、以下の順に開催された。

《4月22日》
13:00 ~ 14:30
自分軸を見つけるワークショップ
(イラストレーターのしゃおり先生)

15:00 ~ 17:00
猫山課長のnote勉強会
(note作家で現役銀行員の猫山課長)

17:30 ~ 19:00
現場がファンを生み出すSNSマーケティング
(なかまこさん&やつしろサニーサイドファームのあかねさん)

19:30 ~ 21:30
猫山課長の人生相談バー

《4月23日》
江別観光ツアー!
アースドリーム角山農場
レストランマキシドルパ
町村農場ミルクガーデン
EBRI(エブリ)



到着後すぐに始まった「自分軸を見つけるワークショップ」では、自己分析後、やりたいこととそれに向けた行動一つを宣言!

私の宣言は「私設公民館をつくる!」「ビジョンボードを書く!」だった。

先祖代々の土地や珍しい植物を継承していきたい思いから、「私設公民館」による「親族外継承Hub」をつくれないかと前々から考えている。子どもを持たない人も増える中で、遺された資源を本人の死後も長く引き継いでいく仕組み。企業のM&Aが盛んなように、個人にとっても新たな継承の仕組みが必要になってくるはず。

とはいえ、かなり壮大なテーマ。

やれることをコツコツ積み重ねていくしかない。
直近ですぐにできることは、ビジョンを描くこと。

つくりかけのビジョンボードはこれ!
まだ必要な要素のイメージ画像をぺたぺた貼っている段階。
貼りながら気づいたのは、SUNABACOは必要な要素がほぼ揃っていること。
もうすでに理想形!

しゃおり先生のワークショップでは、「本音の解放」が鍵だと感じた。

心底思っているなら、実行性高く動けるはず。

私は、やりたいこととして「私設公民館をつくる」を選択したが、本当にそう思っているのか?

心底思っているなら、こんなノロい動きにならないのではないか?

宣言しておきながら、気持ちが揺らいだ。

人生は長いようで短い。
やること・やらないことを決め、やると決めたことを確実に実行していくために、本音を引き出す「なぜ?」「ほんと?」の自問自答は有効に思えた。

自問自答を伴う自己対話は、かなり面倒な作業だが、そのひと手間が、未来を変えることになりそうだ。


つづいて開催されたのは、「猫山課長のnote勉強会」。

詳細は省くが、誰もが納得したのはこの内容。

Q noteを継続するコツは?
A 必要なのは覚悟と根性。納期のある仕事と考え、話すように書く。


セルフブラック、ダイブ、賦活、ゴミ未満など、強めのキーワードでファンの心を鷲掴みする猫山課長だが、私が今回の勉強会で気になった文言はこちら。

  • 人間はセンサーの塊

  • 品よくまとめる

  • ドラマチックに仕上げる

一つ目は、人間はセンサーの塊だから、テキストから言外の情報を敏感に感じ取るというもの。書けない時、どこぞで聞いたことのあることをそれらしく書いてしまうことがある。借り物の言葉は響かない。それが結論。

猫山課長のように、心を震わせる文章を書きたくば、これを意識したいところだ。

二つ目は、マイナス要素のタイトルはよく読まれるが、そればかりだと、アカウントが汚れてしまうため、品よくまとめる必要があるというもの。

アカウントのブランディングも考慮のうえ、書いていることが伺える。書いた先に、仕事になることも見据えた戦略的思考に頭が下がる。

三つ目は、憧れよりも共感のある文章をリズム感をもってドラマチックに仕上げるというもの。余白も含め、記事の感情曲線を上手くコントロールしていることがわかる。上級者過ぎて、「うらやましい」としか言いようがない。

勉強会全体をとおして感じたのは、中途半端さが全くないことだ。

ブログを書く意味を考え、ブログを書いた先を見据えた分析・改善・ブランディング戦略をまさに仕事として実践していた。

そして、何よりも、テキストの向こう側にいる人間を慮って、どこまでも優しく寄り添う意識で書いていた。

何をやるにしても必要なことは、「自己意識のコントロール」なのかもしれない。


最後に開催されたのが、「現場がファンを生み出すSNSマーケティング」のトークセッション。

やつしろサニーサイドファームのあかねさんが、実際に売り上げを上げたSNSの活用方法について解説。

ネガティブツイートをしないなどのブランディングにかかわることから、嘘はつかない・本当にいいものを売るなど基本的なスタンスまで、余すことなくお話されていた。

中でも、みんなの関心が高かったのが、この内容。

Q なぜお仕事を辞めて、農業の広報や営業に全振りできたのか?
A やらざるを得ない状況だったうえに、営業が得意であることを認識していたから。

なかまこさんは、この回答に対して、以下のようなことを仰っていた。

  • モチベーションとか言っている時点で甘い。やらないと銃殺される状況だったら、みんなやるでしょ!

  • できることを正確に把握して決断すると人生は変わる。

人間は怠惰な生き物。実際に実行に移し継続できるのは、「やらないと死ぬ」ぐらいの状況に追い込まれた時だというのだ。なんとなく生活できるからとコンフォートゾーンにいるうちは、怠惰なままで終わってしまう。猫山課長がいう「ダイブしろ!」にも通じる。

SUNABACOに集う人々は、怠惰にならないために、ダイブ精神を喚起してくれるこの場所に惹き付けられているのかもしれない。

今後、何をするしても、何をやっている人かを戦略的に広報し、ブランド力を高め、自分でコントロールできる販路をつくっていくことが求められる。

無料ツールであるSNSを駆使して、広報と営業を成功させたあかねさんのお話には、そのヒントが満載だった。

※猫山課長の人生相談バーは濃すぎるので省略


2日目は、江別観光ツアー!

道民ながら、初めて行く場所もあり、とっても新鮮なツアーだった。

1日目のイベント運営だけでも大変なのに、観光ツアーまでやってしまうところがSUNABACOらしい!

参加者だけでなく、SUNABACOスタッフのみなさんも一緒で、社員旅行のような和気あいあいとしたひととき。

町村農場のお牛さんのオブジェに誰か乗って記念撮影してほしい!という参加者のリクエストにもしっかり応えてくれた。



SUNABACOの法人設立は、令和2年10月。

3年ほどで、大勢の人を魅了するまでにSUNABACOを成長させた中村良氏(なかまこさん)と若林理恵子氏(かりんさん)。

リアルでお会いした印象は、Twitter上の印象そのままだった。

経営者然としたそぶりは一切なく、SUNABACOスタッフ以上に動き、目配り・気配り・心配りを徹底していた。

このような方々がつくったSUNABACOが素晴らしいことも、そこに集う人々が素敵なことも想像はついていた。

でも、正直なところ、BOOTCAMPに参加するのはかなり怖かった。

なぜなら、この投稿を見ていたからだ。

登壇者は総じて、以下のような方々が多い。

  • 覚悟と根性をもって、真剣にやるべきことを実行・継続している人

  • テキストやSNSとリアルの乖離がない「偽りのない真摯さ」がある人

  • 人間心理をハックできるほどに自己対話ができている人

  • 常に分析と自己改善を怠らない人

偽物はすぐに見破られてしまう。

学んだはずのプログラミングもデザインも生かせているとはいえず、一旦フリーになったものの、今は鳥かごの中。末っ子気質の甘さはなくなっていない。

何者でもない自分が、向上心の塊のような方々の中に入って、倒れてしまわないか不安だった。

しかしながら、そんなことは杞憂だった。

SUNABACOは、研鑽を怠ると、たちまち省かれてしまうような緊張感のある空間でありながら、人の怠惰さや弱さも織り込み済みで設計されていたからだ。

私がはじめに感じた血の通った印象は、ここにあったのかと、イベントのリアル参加でようやく理解することができた。

自分の怠惰さや弱さと日々戦うために、仲間を求めて、SUNABACOに集う人々。それを全力でサポートするSUNABACOの方々。その相互作用で、SUNABACOの魅力は形作られている。

切磋琢磨する空気感は、圧迫が強すぎて、時に居場所がない感覚になるかもしれないが、その居心地の悪さがダイブの醍醐味、変化の兆しになる。

楽なほうに流れそうなとき、「そっちじゃないよ!」と言って導いてくれる北極星のような存在。

それがSUNABACO✨

こんなツイートをしながらも、心は満たされる。


今日も、厳しさ、しんどさを克服した先に広がる美しい世界を、SUNABACOは、みんなに届けている。


登壇者・参加者のnoteリスト
※参加者の投稿を追いきれていません。最後までお読みいただいた方で、「私も投稿したよ!」という方は是非DMください。コレクター魂をもって、追加していきたいと思います。






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