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日本の歴史って、学校で習ったこととは違うんじゃないかと感じたから

学生だった頃、日本史には全く興味がありませんでした。どうしても頭に入ってこなかったのですよね(笑)。高校の時のテストなんて散々。他の教科はそれなりなのに、日本史だけ赤点すれすれ。

どうして日本史なんてあるんだろう?

と思っていた。

その理由が、思いっきり大人になった今になって漸くわかってきたのです。

ホントの話じゃないから、心に入ってこなかったの。

年号と事件のみを箇条書きに覚えただけだったし、歴史がその国の壮大な叙事詩、物語だってことも実感としてわかなかった。

古典を学ぶようになると、自然と歴史にも目を向けるようになる。例えば、みんなの知っている吉田松陰に「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂」という辞世の句があります。

この句はどういう時に詠まれたのだろう、と思った時、その時代背景を調べたくなります。そうすると、松陰にかかわった人々の事が出てくるし、同時代に生きた人々の名前も知るようになります。例えば、橋本左内。

学校で習った記憶はないけれど、凄く有名で素晴らしい人だった。彼が15歳の時に書いた『啓発録』は今でも多くの人が指針にしています。どうして彼は刑死したのだろう、、と、芋づる式に歴史の物語に導かれていきます。

それは、百人一首を楽しんでいても同じこと。和歌の背景を調べると、それはもう、壮大な叙事詩。恋の歌ばかりが入っているわけじゃない。というより、一見恋の歌に見えて実は全く違うことを伝えている歌のなんと多い事。そんなこと、巷の本には書いていない。だから、調べると面白い、面白い。

小倉百人一首には天皇の御製も7首収録されていますが、その隠された意味を紐解くと、百人一首が歴史書だということに気づきます。

天皇の御製の背景を調べていくなかで、日本の国柄というものも理解できるようになっていきます。

こんな面白いことを、どうして学校では教えてくれなかったんだろう。そもそも、みんな知っているのかなぁ、、知らない人も多いかもしれない。

知ったら、日本に生まれたことを誇りに思えるようになるだろうし、辛い時苦しい時、あの時代に較べたら、とか、あの人のような生き方を思えばわがままは言えないとか、色々な気づきを得ることができる。

もしかして、今を生きる私たちに一番不足しているのは、古典に学ぶ姿勢なのかもしれない、先人の生き様を多くの人が知り自分の人生に生かすようになることで、世の中の雰囲気も変わってくるように思います。

一つ一つ、沢山の人にお知らせしたいな、というお話を書いていきたいなと思っています。




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