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腸内細菌最強伝説

ナスDが好きだ。憧れている。

大好きというより、なりたい。ナスDみたいになりたい。そういう憧れが強い。
なんでも勧められたものはモリモリと食べ、断ることを知らない。現地の人でも食べない部位でも、勧められたら「うまい!」と現地の言葉で言いながら完食する。川の水もジャブジャブ飲む。何から作ったのか全くわからん白濁の酒も飲む。しかも絶対潰れない。ナスDは私の中では最強の人間で、吉田沙織より強くて羽生結弦より美しい。

通常の人間であればお腹を壊すし、なんなら寝込んでもおかしくないような生活をしていても、ナスDはいつも元気だ。そうなれるものならなりたいが、体質というものはなかなか変わらない。

私は食が元々細くて、一回の食事の量が割と少ない。見た目の割に酒も強くないので、何人前も食べるとか、どぶろくを浴びるほど飲むとか、とてもじゃないが絶対出来ない。

でも、ナスDみたいになりたい─────。


そうやって憧れと羨望の眼差しが入り混じって考えた結果、「腸内細菌を育て、鍛えれば、何を食べてもそれなりにノーダメージに出来るのではないか。」という案だった。名付けて「腸内細菌最強伝説」である。


腸内をキレイにするぞ

畑にいきなり苗を植えるのは素人だ。
土こそ農業の一歩目にして極み。栄養を与え、ふかふかに耕し良質な土を作る。デカい果実を育てたいなら、まずは土を耕す事が1番なのだ。(憶測)
耕すためには、まずは邪魔な石やらゴミを拾う必要がある。
と言うことで、まずは腸内のデトックスをした。

マグネシウムの薬が便秘には効くと噂に聞いて、早速購入。


確かに痛くはない。昔、コーラックを飲んで、便秘は解消したが痛くて死にかけた事があったので、ちょっとトラウマだったが、マグネシウムはそういう痛さがなかった。

腸内細菌を増やすぞ

キレイになった大腸に、今度は良質な大腸菌を住まわせたい。そう思い、私はビオフェルミンを飲むことにした。

食後に四粒。飲み込まなくても良くて、かじっても美味しいのでビオフェルミンって大好き。高校生くらいの時から長い事愛用してはいたが、ここ数年すっかり離れていた。

再び飲み始めてみたものの、実感がイマイチない。でも飲まないとなんか調子が悪い。
毎日飲み続けていて「果たしてこれって腸内細菌最強になっているのか?」という疑問が湧いてきた。


あくまでも素人の発想なので本当はどうか知らないが、他の整腸剤と時期をずらして交互に飲む、ローテーションして飲む事で、足りないものを補い補い、少しずつ大腸菌は良い方に育つのでは?!
そんな考えが生まれてきたのであった。

よし、混ぜるぞ

実家に帰った際、母親に強烈に勧められたこちらの整腸剤も飲むことにした。

名前の頭に「強」が付いてる時点でかなり効きそうな感じがある。飲んだ初日は嘘みたいにお腹スッキリで、痩せた?!と思うくらいだった。
味も甘くて美味しんだけど、毎日飲んで1週間ほどすると、やはり効き目を感じなくなるような気がする。

あくまでも私個人の感想だが、ビオフェルミンとミヤリサンは体感的に効果が近い。お腹が張ってる感じとか、便秘とかには効くっちゃ効くけど、毎日飲んでると確実に効果があるのかわからなくなる。「大腸菌が育ってますよ」という明確なアンサーはわからないので、今でもお守りみたいに時々飲む感じにしている。 
逆に、軟便体質の人にはもっと効果を発揮するのかもしれない。
ビオフェルミンとミヤリサンは、ポカリスエットにも似ていると思う。弱ってる時に飲むと、スッと染み渡って、バランスを整えてくれる感じがある。プラスを作るというより、マイナスをゼロに戻してくれる薬。そんな感じがした。

人様のおすすめを試すぞ

2ちゃんまとめみたいなライフハック動画で、たまたま「腸活したいならエビオス一択」と言っている人がいて試してみた。

なんかこれ、ビールの味がする。(絶対)
ビール酵母って箱に書いてあるし。
なんか蓋開けた時ビールの匂いする!!
嬉しいことではあるが、一回10錠飲む必要があるので、飲むのが大変である。

激辛フードを食べた後とか、風邪ひいてしまってなんか食欲ないけど食べたい、みたいな時にはちょうどいい。効いてる感じもある。

ビオフェルミンやミヤリサンが「整える」に特化してるように、エビオス錠は「修復」に特化しているように感じる。
変なものを食べてお腹痛くなったとか、偏ったものしか食べれなくて、なんか腸の調子が悪い、みたいな時はエビオスの方が効く。

人様に連れて行かれた店で食べた、本当に食べていいか迷うレベルの生臭い生牡蠣を食べた時も、なんとなくエビオス錠を飲んだ。

結果、大丈夫だった。


これもまた素人の勝手な見解ではあるが、私はタンパク質の分解が弱いんだと思う。何を言ってるのかわからねーかもしれないが、タンパク質をしっかり取ると高確率で便秘になる。

一時期プロテインを飲んでいたが、肌荒れの改善と同時に便秘に悩まされた。1週間ほど続けたところ、肌荒れが復活し、便秘だけが残った。(最悪方程式)

その時に、「イヌリンだ、イヌリンを飲め」と、YouTubeのショート動画で見知らぬマッチョが教えてくれて、光の速さでポチった。

イヌリンはかなりすごくて、冒頭で紹介したマグネシウムの便秘薬より痛くなくて、かつ効果があった。かなりスッキリする。腸内リセットボタンを押したみたいだ。

あと味がヨーグルトでかなり美味しい。粒も小さいので飲みやすい。整腸剤ではないが、整腸剤みたいに飲んでいる。便秘っぽいなという時はイヌリンが1番おすすめ。カロリーカット目的でダイエットの人が飲んでたりもするらしい。
近いものだと、青汁も良かった。

もう全て、個人の体感の話でしかなくて申し訳ないんだけど、イヌリンと青汁はかなり近いものを感じた。

これを飲んでると、心なしか肌の調子がいい。プロテインを飲んでた時も肌の調子がいいぞと思ったが、しばらく続けるとあまり効果がわからなくなる。それは青汁も同じだった。
やはり、何事も交互に飲むのが1番合っている気がしてきた。

プロテイン→イヌリン→ビオフェルミン→プロテイン→青汁→エビオス→ミヤリサン

みたいな感じだ。
これで、かなり腸内細菌が整う気がする。
素人の考えた、腸内細菌最強伝説の打線が完成したのであった。


海外で最強で過ごすために


そもそも、なんで私がこんな整腸剤のことをためしまくっているかというと、ナスDになりたいという理想に沿う形ではあるが、海外旅行でお腹を壊したくないというのが基本としてある。
海外の水でお腹をやられるのは日本人あるあるだと思うんだけど、調べたところによると「日本の水に比べて海外の水はマグネシウムがそもそも多く含まれているので、飲むだけでお腹を下す人が多くいる」という情報に辿り着いた。

海外は基本的に油っぽい料理も多いので、水と相まってお腹を壊してしまうのだ。過去に中国へ行った際、私はすすめられるがままに蛇やらカラスやら亀ゼリーやら、地元の人しか食べない屋台の小籠包やらを全て食べて、案の定お腹を壊し、帰国後病院送りとなった。

あの時、先生が虫ケラを見るかのような目で「なんでそんな見るからにヤバいもの食べたんですか…?バカなんですか…?」と言わんばかりの軽蔑の眼差しで教えてくれたのがこれ。

その時は処方箋で、なんか違う薬を出してもらったんだけど、市販薬であるこれは割と効果あるから、また出張行くなら持っていきなと教えてくれた。
あれ以来一度も中国へ行っていないが、今度の旅行に備えて購入しようと思う。

人様の教えは素直に受け止める。それが私の長所なのだ!!!!(その前に変なものを食うなとか言うのは野暮だぞ!!!)


あと、実生活でガチで毎日元気にしてる人に、なんかおすすめのサプリありますか?みたいなことを聞いたら、なんと全員が「R-1毎日飲んでるよ〜!」と教えてくれた。

かなり実績が伴っている。
自分の目で見て他人の元気を観測できたくらいだから、多分R-1はかなり有効性が高いと思った。

少し前、ヤクルト1000が流行った時、流行りに乗って何度か試したが、100%の確率で悪夢を見てうなされた。
私には合わなかったんだなと結論づけて早々に飲むのを辞めたんだけど、次はR-1を試そうと思う。


最高の腸内環境にして、海外へ行く。
めちゃくちゃ元気な身体の状態で、食べたことのないものを食べ、日本では食べれなそうなものを全部食べる。
今からすでに楽しみが止まらない。お腹なんて壊したくはないが、何をどうやったって日本に比べたら衛生環境が良くない国へ行くので、むしろなんかワクワクさえしてきた。

腸内細菌最強伝説、実際どうなるかはまた年明けのお楽しみ。現地の料理、楽しみだ!!!

このお金で一緒に焼肉行こ〜