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コスト?生産性?介護ってなに?

結局何のために風呂を30分で終わらせなくちゃいけないのか。

コスト?生産性?

いやいや、ケアの時間を増やして満足度を持ち帰ってもらうため。それは、散歩に出て下肢筋力を維持して日常生活に支障がないようにするためだったり、食器拭きやおやつ作りをして、家事や日常動作をいつまでもできるようにサポートすること。
レクリエーションで心と体を動かし、いつまでも清らかな精神を保つこと。

でも、いつしか目的がねじ曲がって「午前中に何人回せるか」などの、よくわからない競争をさせられる。してしまっている。もちろん目的が変われば、目標も見失ってしまう。

あらためて「目的を再確認しましょう!」と言い出すスタッフはいない。吐いて出るのは「風呂何人?」という言葉だけ。これは如何ともしがたい事実であって、今すぐ解決できる問題ではない。しかし個人としては、目的と問い、課題や解決方法を模索して行きたいなと思う。成長が止まってしまうから。

風呂だけでなく、
食事介助もトイレ介助も同じこと。

これらのことは、介護のやりがいに直結していることなのでぼくは大切にしたいと考えている。個別支援計画書には理想が書いているのかもしれない。理想しか書いてないかも。でも、理想がなくて現実は変わらないし実現はむずかしいとは、口に出してい言わなくても無意識でわかっているはず。でも、あえて口に出していこうよ。理想を未来を。

さぁ、もう一度考えよう。

介護ってなに?

介護は大変。介護職はキツイ。そんなネガティブなイメージを覆したいと思っています。介護職は人間的成長ができるクリエイティブで素晴らしい仕事です。家族介護者の方も支援していけるように、この活動を応援してください!よろしくお願いいたします。