デート3回で告白ってやっぱわかんないよね

先日このnoteをお見かけして共感したので書いている。

三回目のデートで告白?|コハ #note https://note.com/koha_droma/n/n40fe090ca3e4

私もデミロマで、絆の強いひとのみに対し「付き合いたい!」と思うタイプだ。

例えば、世の人の「恋人ほしい〜!」というセリフに首を傾げる。
「この人と付き合いたい!」の間違いでは?
それならまだ分かるんだが…

でも「自分専用コウペンちゃんが欲しい」という意味で言ってるよ、という人の話を聞いて理解はできた。
なるほどね〜。

例えば、「好きなタイプは?」という質問に頭を抱える。
顔のタイプが本当にわからない。芸能人で例えることもできない。
なぜなら自分が芸能人と絆を深める機会が無いから。笑

圧倒的内面重視だし、絆を深められるなら自分と似ていても違っていても関係ない。
私がひねり出したタイプは「心根が良い人」だが、話の盛り上がりには欠ける。笑

この「デート3回問題」に関連して、デミロマの私がどうやって人と付き合ったかについて書いていきたいと思う。

⚠️長文惚気注意報⚠

私のケース:
私はデート0回で交際スタートしました。

「「「は???」」」

まあ待て。その反応は正しい。落ち着いてほしい。

私はありがたいことに、学生時代サークルで出会った人と1年足らず(デート0回)で交際を開始し、5年ほど付き合っている。
しかも私はFtM自認だが女で、相手はシス男性だ。

おいセクマイ詐欺か、と怒らないでほしい。
ゆっくり説明していく。

ひとつ言えるのは、私たちはどちらもデミロマ・デミセク気味だったので成立したカップルだということだ。

私のケース:
絆の深め方→みんなで1つのことをやる

1年足らずで交際開始、というのはデミロマの方々の感覚では短いと感じられるかもしれないが、我々の所属していた団体は密に活動するタイプのコミュニティだった。
活動は週3-4回、長期休みには毎日、活動後にはごはんも一緒に食べて、プライベートも仲良く、同じプロジェクトを運営していた。

個人的には、この"同じプロジェクトを運営"というのがミソだと思っている。
「たくさんの人と何かひとつのことを一緒にやる」経験はデミロマが恋愛対象を見つけるのに必要な行程なのではないだろうか。

プロジェクト運営中は、その人の様々な面を見ることができる。
「メンバーとのコミュニケーション」「プロジェクトに対する姿勢」「外部との連携」「〆切前のピリついた状況下での態度」etc…etc…

しかも仕事ver.の時は、恋愛対象でなく、対等な人同士の信頼関係が築きやすい。
ここがデートや合コンでは得られない絆だろう。

デミロマに限らず、「恋人がほしい〜」「好きな人ほしい〜」と言う人には「誰かと楽しくプロジェクト運営しな」と言ってみている。
ただ、社会人になると余計そういうミュニティを持つのが難しいのだが…。

私のケース:
どうやって恋愛対象に?

そんでまあ、なんやかやあり、めちゃくちゃ仲良くなった人がいた。
もう完全に「心根が良い人」だったし、悟り度が同じくらいで、「それは人としてどうなん?」と思う点が一切無かったので、自分の中での「好きな人」トップに来た。(恋愛男女関係なく)
そして相手からも一定の好意を(恋愛関係なく)感じることができた。

ここでみんなの前に等しく立ちはだかるのが「この好きは友愛か恋愛か???」問題である。

私の感覚では完全に友愛の延長線上で、「親友みーつけた!!!」みたいな感覚だった。
そもそも「親友」と呼びたい人ができたのが人生で2人目だったので、分かり合えることの多さと深さが珍しく、心地よかった。

わかった、クソデカ感情だ。
私は彼に対してクソデカ感情を抱いていた。

男女関係なく仲良くなる方なので、もちろん男友だちもたくさんいた。
一緒にいて楽しい子はたくさんいたし、「ごはん行くか」「カラオケ行こーぜ」みたいなノリで2人になることもよくあった。

しかし、「親友」は彼らと一線を画していた。
「親友」に近い気持ちを抱く子もいるが、クソデカ感情が足りない感じだ。

私が彼を他と区別できたのは、ほぼ、こんまりメソッドだ。

ときめくものは取っておく!
少しでも悩んだら違う!

そこまで分かりやすい人と出会えた上に、私はカードキャプターさくらで育っているので友愛か恋愛かについてはあまり悩まなかった。

大好きはぜーんぶ大事!!!
それを伝えるのは大切なこと!!!

しかし、"告白"に踏み切れたのは完全に、我々が異性同士だったからだ。
「この仲良し度で、異性なんだったら、付き合っちゃった方が話が早いな」という所で腑に落ちた。

同性だったら告白する勇気は出なかっただろうし、交際の申し込みをしなくてもある程度近しい距離を保つことができる。

CCさくらのおかげで、告白するのは別に怖くなかった。
(あとシンプルに自己肯定感高めに育成されてる)
私が1番したかったのは「改まって言っちゃうくらいあなたが好きですよ」という意思表示であり、その点については相手も嬉しいだろうという確信があった。

今書いていて思ったが、「男として見てますよ」「女として見てください」という気持ちが一切なかったから余計怖くなかったのだと思う。
もしここで「ごめん、女として見れない」とか言われても、こっちが「ぱーどぅん?」となってしまう。(?)

「付き合ってください」の部分についてはどうなるかわからなかったが、そこを断られても特にダメージは負わなかったのではないか…?と思う。
こればっかりはその状況にならないと分からないが。

とにかく私がしたかったのは意思表示で、相手からの反応は来たらラッキーくらいの気持ちだった。

私のケース:
だからデート3回の話→"回"ではなく"年"

初めにも書いたが、告白した時点でデートの回数はゼロだ。

まてまて、最初の話の流れからしたら、デミロマはデートを300回くらいしないと付き合う流れにならないんじゃないか???

その疑問はもっともだし、正しい。
し、どこかしらのマジョリティですら3回はしてるのに、不思議な話である。私は不思議な話をしている!(?)

ここまで書いてきた通り、私はデートではなくサークル活動で絆を深めた。
その人も含め、みんなで1つのことを成し遂げるという経験をいくつもし、お互いに信頼関係を築いていった。

そして私の場合、デートや遊びのみの関係だったら、きっと付き合うとこまで行ってないな、と確信している。
私は2人で遊んでいるだけでは付き合いたいとまで思えない。
1年弱、公私ともに一緒に過ごして、相手の心根の良さを確信してはじめて、「この人と付き合いたい」と思う。
さらに言えば相手のニーズにもマッチしていないと「交際」という思考には至らないので、私は20年余りの人生で1度しか「この人と付き合いたい」と思ったことがない。(芸能人を含めて。念の為)

だからそもそも、「デート何回で告白か」という話題に着いていけないのである。
初っ端からめちゃくちゃフィーリングが合ったら3回くらいで行けるのかもしれないし、デートのみでは何回やってもダメかもしれない。

というか仮に「デート1年で告白!」と言ってみたとして、そんなことに付き合ってくれる人が見つけられるのかどうかという話だ。笑
でもデミロマを浸透、もしくはデミロマを発見するには良いかもしれない。
今度聞かれたら「う〜ん最低でも1年かな!」と言ってみようと思う。

デミロマのみんな、胸張ってデートに年数かけてこうな!!!!

最後に

やっとデミロマについて書けてよかった。
Twitterで#デミロマあるある でツイートしてるのでもし興味があったら見てください。
タグ便乗も待ってます。

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