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やりたくないのについ頑張ってしまうあなたへ①

頑張るっていいことですか?

GW最初の3連休中ですね。
皆様はゆっくり休めていますか?
昭和の価値観を持つ両親に育てられた私は
以前はゆっくり休むことができず、
いつも疲れ切っていました。


もし今あなたが無理をしているつもりはないのに、
気が付くといつも疲れ切ってる、
またはつい無理をしているとしたら、
それは親から過去に刷り込まれた思い込みに
よるものかもしれません。

無意識で自分を苦しめているその思い込みについて
一度考えてみませんか?

”頑張る”を辞書で引いてみる


さてまずこの『頑張る』について考えてみましょう。
この言葉を辞書で引くと


1.困難にめげないで我慢してやりぬくこと
2.自分の考え・意志をどこまでも通そうとする。我を張る。

goo辞書

1.の困難にめげずにやり抜くとあると
なんだかいいことのように聞こえます。
でも2.の自分の考えや意志をどこまでも
通そうとするとなるとどうでしょう。
なんだかあまりいい感じがしないですよね。

そうなんです。
頑張るって状況によってはいいこと
ばかりではないんです。

実は以前の私も頑張るが口癖でした。
何か目標が達成できないとき、
それができないのは努力が足りないからと
思い込んでいました。

だから離婚以来いつも頑張ってきました。
無職で離婚したのでその当時はパートを2つ掛け持ちし、
夜は正社員と給与アップを目指して資格の勉強をしてました。

その後、ご縁をいただきIT会社への転職成功しましたが、
その会社が倒産の危機にあい、
ホームページで集客するためまた夜独学をする日々。
子供たちは「ママはいつも怖い顔してる」
さみしそうな様子だったこと、今でも忘れません。
でも慣れない仕事に倒産の危機と私自身は必死でした。

でもそうやって頑張ってるのに、
子供たちはだんだんと学校に行かなくなり
家庭内はいつも重苦しい空気が流れる
ようになりました。

そんな状態なのに自分にムチ打つのが習慣になっていたので、
いつも奥歯をぎゅっとかみしめていたみたい。
ある日あまりの歯の痛みに歯科医院に行ったら


「 奥歯が欠けてますよ!!
女性でこんなに食いしばってる人、なかなかいません。
相当ストレスがかかってるんじゃないですか?」

と言われ初めて自分が想像している以上に身体が
悲鳴を上げていたことに気づきました。


そして同時に、その言葉に
それまで張りつめていた何かが切れてしまって……
もうやめよう、頑張れないって
思ったんです。

そのころ、長女の不登校から高校を
二回中退したことに悩んでいて、
さらに自分のキャリアにも迷っていました。
だからいつもいつも自分に知らず知らずのうちに
強い負荷をかけていたんですね。

でも、ここまで苦しんだならもういいや。
世間的には高校2回も中退ってありえない、
友人にも言えないと思ってたけど、
いいじゃん、
娘が元気なら
自分も大切にしよう
そう自然と思えるようになりました。

私はとうとう頑張ることをあきらめました。
ところが、ここから私と娘たちの関係が
大きく変わっていきました。
この続きは次回。


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