コト葉LAB.

子どもと場所を繋ぐデザインを得意としてます。

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最近の記事

都会の屋上園庭が完成しました!

空に開かれた保育室として、コーナーとしての居場所や食育をメインとした食べれる緑があちこちに植った「エディブルな庭」となっています。 遊びの中で実った果実を食すという、都会の公園や街中ではもはや経験出来なくなってしまった事を、園庭という空間を通じて経験して育ってほしいという思いで計画しました。

    • 巻き込む家

      コロナ禍を経験する事で「場所に束縛されなくとも仕事が出来る働き方」に気づけた人たちは少なくない。特に子育て世帯にとって、仕事はリモートで大半の事はこなしていける事に気づけた。これによりわざわざ都心で暮らしていくよりも、より魅力的な環境の中で子どもを育てていく事を選び、より豊かな暮らし方を求めて生活空間を郊外へと移すという選択に舵をきる人々が多数見受けられるようになった。 子どもの為やパートナーの為、はたまた近隣、地域などなど、自分とは別の人生においての個の役割を見出しながら人

      • +4

        部屋を丸ごとデザインしたプロジェクトでした

        • +11

          園庭いろいろイラスト集

        都会の屋上園庭が完成しました!

          新しい園庭計画が完成しました♪

          元々あった園舎の跡地に新たな園庭を計画。 園庭の中央に川+山砂の砂場、更には昔懐かしい手押しポンプの川流れによる水遊び場を計画することで園庭内の回遊性を確保した。 これにより遊びが継続していく環境づくりとなる事を意図している。 起伏のある丘を園庭の端に計画し、丘を登った先には広いウッドデッキを計画した。 あたかもピクニックに来た様な気分を得られる環境構成としている。 また、丘が園庭の端にあることで、見守る保育者が子どもと距離を取っていても、見守りやすく安心できる環境とな

          新しい園庭計画が完成しました♪

          室内に作ったツリーハウス第一号

          室内に作ったツリーハウス第一号

          絵本のおうち(室内のツリーハウス)です。

          絵本のおうち(室内のツリーハウス)です。

          02 起伏

          園庭には起伏のある場所を計画します。 起伏での遊びは身体のバランス感覚が自然と身についていきます。特に足裏で地面を踏ん張る力や足の指を使う動きが育まれます。又、起伏をきっかけにして多様であり名前のつかない遊びが創造されやすい場所にもなっていきます。 築山などの起伏はその位置を間違えると保育者からの見通しの効かない死角が生まれやすい環境となってきますので、保育者の見守りを考慮した上で、起伏の位置や高さ・形を決めて行くとともにトンネルなどを効果的に計画することで見通しの効かない場

          01.アプローチ

          アプローチの空間は、「家庭」と「園」とが結節する場所です。 だからこそ、アプローチでは、とても丁寧な環境づくりが必要となります。 アプローチ空間は、子どもによってはとてもストレスを感じる空間となり得ます。 朝、親から離れるほんの一瞬の葛藤する気持ちに折り合いがつく様、あえて動線を長くしたり、小道を通りながら水の流れる「音」を感じたり、四季折々変化する植物の「香り」が漂ってくるようにしたりと、自然と、自分自身に対して折り合いがつけられていく場所になるようデザインします。 「豊か

          01.アプローチ

          田んぼとエディブルガーデンプロジェクト

          遊び経験の中に田んぼを位置づけたいと考えて提案したプロジェクトです。 お米が出来る過程を知る学び空間であるのと同時に、カエルがきて捕まえようとして水田に落ちてしまったり、予期せぬ出来事との出会いや失敗を身近な環境で生み出し、それを糧に育んでいける環境的な装置としても意義があると考えているのです。

          田んぼとエディブルガーデンプロジェクト

          まちづくりの視点で考える

          ⚫︎「人口減少はもはや止められない。」 2023年、1973年以来初めて全47都道府県で日本人の人口が減った。2022年には出生率80万人割れ(77万人)という状況の中、政府もいくつかの少子化対策を講じてはいるようではあるのだが… 「このままではいけない!」 こども園発で考えていく視点で、「まちに潤いを取り戻す」為の術を考えていくというのが今回の提案の主旨である。 これからのこども園にとって「少子化」は、今後の園運営においても切実な問題である。 しかしながら、この

          まちづくりの視点で考える

          0,1,2歳用の園庭

          0,1,2歳用の園庭プロジェクトである。 はいはい〜歩きはじめを意識し、起伏が流動的に繋がった地形をつくりだしている提案である。 駐車場に面していた事から、園庭からアクセスできるトレーラーハウスの設置を計画して、トレーラーハウス越しに内外が一体となった遊びも展開するように計画をした。 トレーラーハウスは地域との結節点として機能したりと、確固たる機能を持ち合わせないニュートラルな空間である事により、子育てから保育に至るまでの様々な空間的ニーズを満たす事を意図した計画となっている

          0,1,2歳用の園庭

          保育園で八百屋さん

          エントランスは園の顔となる。 その園が大切にしてきた事・していきたい事を読み取り、空間で表現することができればという考えを持って、このプロジェクトを提案した。 提案した園は、ロケーション的にも畑の中に囲われた場所に位置している事もあり、既に食育を軸とした保育を行なっている。果物の皮も即座に生ごみとして捨ててしまうのではなく、意図して子どもたちの見える環境の中で天日干しをし、それを堆肥化し、畑の土へと還す試みをしてみたりと、SDGsをこどもの原体験の中に当たり前の日常の一部とし

          保育園で八百屋さん