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中島京子


図書館の書棚から選んだ本

中島京子
オリーブの実るころ

*️⃣概要、あらすじ
恋のライバルは白鳥だった!?
結婚と家族と真実の愛をめぐる劇的で
ちょっぴり不思議な6つの短編集
(吉川英治文学賞 受賞第一作)

「家猫」
バツイチの息子が猫を飼い始めたらしい
でも家に行っても一向にその猫は姿を
現す様子もなく…

「ローゼンブルクで恋をして」
父が終活のために向かった先は
小柄ながらも逞しい女性候補者が構える
瀬戸内のとある選挙事務所だった

「ガリップ」
わたしたちは、どこまでわかり合えて
いたんだろう
男と女とコハクチョウとの三十年に
わたる三角関係の顛末

「オリーブの実るころ」
斜向かいに越してきた老人には
品のいい佇まいからは想像もできない
愛した人を巡る壮絶な過去があった

「川端康成が死んだ日」
母が失踪して四十四年
すでに当時の母の年齢を超えてしまった私に母から最後の願いが届く

「春成と冴子とファンさん」
宙生とハツは結婚報告のために
離婚した宙生の両親を訪ねることに
なった
二人は思い思いの生活をしていて

*️⃣感想
装丁のほのぼのした可愛らしさと
全然違って
びっくりの結婚にまつわる短編6編
ゾクッと感あり、しんみりあり
切なさあり穏やかな気持ちになり
不思議な感覚になる1冊でした

*️⃣おまけ

私の本棚

中島京子さんの本で持ってるのは
『樽とタタン』
『平成大家族』

『樽とタタン』は装丁(佐藤香苗)
が可愛いです

👆🏻単行本の装丁です

装丁が好みだとジャケ買いします
📕✨(*´ ˘ `*)♡エヘヘ

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