人生どん底のADHD・ASD患者 闘病記

2023.10.20開始 29歳で自らの特性に気付いた自分。果たして人間は人生どん底の…

人生どん底のADHD・ASD患者 闘病記

2023.10.20開始 29歳で自らの特性に気付いた自分。果たして人間は人生どん底の状態から這い上がれるのか、記していきたいと思います。

最近の記事

ADHD・ASD闘病記11日目

闘病記11日目。流石ADHDというべきか、継続力の無さにより前回の更新より1ヶ月以上の期間が経過してしまいました。 この1ヶ月、職場には最大限配慮いただき、家族の支えもあるにも関わらず、自身の能力は一向に改善しないため、相当な自己嫌悪に陥ってしまっています。 自分は何もできない無能だ。生きている価値がない。そんな事を毎日思う日々です。 どうやったらこの状況を打破できるのか。日々、ワーキングメモリ、理解力、精神力を向上する訓練を積めばいいのでしょうが、どうにもこうにも努力

    • ADHD・ASD闘病記10日目

      闘病記10日目 かなり日が空いてしまいましたが、ついに10回目の投稿となりました。 妻との離婚、10月11月の職場休職を経て、徐々に社会復帰に向けて進んでおります。 12月より職場復帰を果たしました。業務量は以前の3分の1程度に減らしていただき、何とか働けています。 ただ、自分の能力自体は特に向上しているわけでも無く、将来に対して漠然とした不安を抱えています。 今こうして文章を書いていますが、何しろ頭の中で論理立てて文章を構築することができません。一旦考えた文章構成も、文字

      • ADHD・ASD闘病記9日目

        闘病記9日目。本日は他者とのコミュニケーションについて記したいと思います。 1日目の闘病記で触れたとおり、私が自身の抱える病気を自覚したきっかけは、妻との離婚でした。離婚後、深く内省することで、過去の自身の言動、行動がいかに愚か、未熟だったのかを知ることになったのですが、本日の主題、他者とのコミュニケーションについても、同年代と比べると非常に幼稚であったことを認識することになりました。 発達障害者の特性として、他人の話に興味がない、自分の事ばかり話すといった事が挙げられます

        • ADHD・ASD闘病記8日目

          闘病記8日目、今回は車の運転のことについて記します。 現在私は休職中の身なのですが、この度の診断により、12月頭から復職することになりました。 あと20日過ぎれば平日はフルタイムで働くことを考えると、休職中の今だからこそ習得できるスキルは身につけておきたい。そう思い、先日より車の運転練習を行なっています。 ただ車の運転はADHD患者にとっては非常に習得しづらいものです。理由の一つはマルチタスク能力、もう一つは不注意傾向があることです。 前者については、特に駐車場でのシーンで

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          ADHD・ASD闘病記 7日目

          闘病記7日目、今回はゼロ秒思考トレーニングについて記していきたいと思います。 皆さんは『ゼロ秒思考』という本をご存知でしょうか。世界的なコンサルティング企業、マッキンゼーにて活躍した著者が編み出した、どんな人でも確実に頭がよくなり、心も鍛えられるというメソッドを紹介しているものです。 ではそのメソッドはどのようなものか。分かりやすくまとめられているサイトがありましたので引用します。 こんな事で頭が良くなり、心も鍛えられるのか?と半信半疑なところもありますが、「ゼロ秒思考」と

          ADHD・ASD闘病記6日目

          闘病記6日目 今日は読者の方にもお伺いしたのですが、メモが取れない問題について書きます。 以前の闘病記にも記したとおり、私はワーキングメモリが非常に低いです。そのため、人の話を理解する際も、直前の発言を頭に残しておけず理解に苦しむ場面が多々あります。 こういった状況に対して、一番というか唯一の対処法となりうるのが、メモを取る事です。しかしワーキングメモリが低すぎるがゆえ、このメモを取る作業もまともにこなすことが困難な状況です。 メモが取れない原因は、メモを書いている最中、

          ADSD・ASD闘病記5日目

          闘病記5日目、今回はこれら病気から生じている日本語の理解力の低さを克服するために行っている事を記します。 以前の闘病記で日本語の理解力が圧倒的に足りていない事を記しましたが これを克服するために、新聞の社説の要約を行なっています。 そもそも、日本語の理解力を高めるためには文章の要約が良いというのは上記闘病記で記しましたが、ではどのような文章を要約すれば良いかという話になりました。 要約対象となる文章が日本語として質の低い文章であれば、要約する意味はあまりないし、かといって

          ADSD・ASD闘病記 4日目

          闘病記4日目 本日は仕事の話について記していきたいと思います。 現在、私は都市部の地方公務員として働いております。 ここで読者の皆様方はこう思われるのではないでしょうか。本当にADHD・ASDの人間が地方公務員の試験をかいくぐることが可能なのか? 実際私はかいくぐってしまいました。それはなぜか? 公務員試験、ひいては世の中の大半の試験は1問1答の積み重ねで合格できてしまうからなんです。 ADHD・ASDの方の中には学生の頃から勉強についていけないという方も多々おられるかと思

          ADSD・ASD闘病記 3日目

          闘病記3日目。早速期間が空いてしまいましたが、なぜかというと1週間程祖父母の家に帰郷しておりました。 現在、鬱を患っており休職しているのですが、両親が少しでも症状の改善になるのではと考え、帰郷するにいたりました。しかし一向に症状が改善する兆しが見えず、途方にくれております。 両親、祖父母は、なぜ私の親族なのかと思うほど、類稀なる人格者だと思います。いつも同じような弱音を吐く自分に対しても、決して適当にあしらったり叱責する事もなく、真摯に向き合い、前を向けるよう優しい言葉をか

          ADHD・ASD闘病記 2日目

          闘病記2日目 今回は現在、私が一番悩んでいる事を記します。この悩みに対して特に解決策を持ち合わせている訳ではないですが、もし同じ悩みを抱えている方がいればコメントいただけると幸いです。 日本語の理解力が足りていないという絶望 私の悩みは、日本語の理解力が圧倒的に不足していることです。日本語の理解力がない事は、物事を習得すること、他者とのコミュニケーションに悪影響を及ぼすため、仕事・プライベート両方とも今後の展望が見えなくなってしまっています。 ただ、そもそも理解力とは何

          ADHD・ASD闘病記 1 日目

          皆様はじめまして。DMと申します。 このnoteでは社会人7年目の29歳でADHD・ASDといった自らの特性に気付いてしまい、目の前が真っ暗になってしまった人間が、日々何を考え、そしてどう行動して生きていくのかを記していきます。 特性に気付いたきっかけ 私が自らの特性に気付いたきっかけは、妻との離婚協議の際に、自分のこれまでの行動・言動の理由を思い返したことです。 そもそも離婚に至ったのは、私が妻に心無い一言を発言してしまったことが理由です。その心無い一言については、私