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白線の上を歩く

「おもしろいアイデアはどこから来るの?」とよく聞かれるが、特別なことをしているわけではない。

子供のころ、自分で遊び道具やゲームのルールをつくった経験は誰にでもあると思う。
昔は、学校から家に帰るまで道路に引かれた白線を踏まないと進めないゲームを始めたり、帰るルートを毎日変えて新しい発見を楽しんだりした。

昔から誰に頼まれるわけでもなく、ただワクワクを追求してきた。
今でも時々、既存のルールを無視して楽しんでいる。
Google Mapで検索して出てきた経路を使わず、目的地を目指してみる。
もちろん、最短ルートで行くこともあるが、それだけではおもしろくない。

例えば、目的地を検索したら景色のいいルートや緑豊かなルート、川が脇を流れる美しい道を案内してくれるアプリがあってもいい。
目的地に向かう道中を楽しめない社会では、少し窮屈に感じてしまう。

天性のアイデアマンではないけれど、湧き出るアイデアの源に興味を持ってもらえることがある。
誰からも頼まれていないアイデアを出し続けるために、ルールを外れてみる。
白線の上を歩き続けることが、僕のクリエイティビティーの源なのです。

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