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Youtube広告出稿が減った事がこどもに与える影響を考えてYoutube Premiumに加入しました

ちょっと前に「小学生にこども専用のモバイル端末でYoutubeを見せるときの設定」という記事をアップしました。
こどもにYoutubeを見せる時にまじめに考えると迷う設定について、自分自身の覚え書きも兼ねて。
その後、多少時間制限を厳しくしたりはありましたが、大きな問題はなく過ごしておりました。

それはさておき、自分自身がYoutubeであんな動画やこんな動画を見てる時に「最近、差し込まれる広告の種類が変わってきたな~」という実感がありました。

最近よく見るのは、ちょっとした実話コミック風動画で、
・高校生がエロいおねえさんに誘惑されてワクドキするが、服を脱いだ瞬間、剛毛にひかれて台無しになる、とか
・オンラインで知り合ったかわいい女の子に、いざリアルであったら体臭がきつくて台無しになる、とか
・長年付き合った彼氏にデブだの何だとの言われてふられる
とかいう、よくある広告です。
(↓こんな感じのヤツ)

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こういう広告自体は以前からあって、Youtubeの設定で、行動履歴を追跡させずにパーソナライズさせないようにしていると、よくこういうのが流れてきました。
ウザかったので、パーソナライズありにすると、自分の見ている動画傾向にあった広告が流れてきて、こういう類のものはあまり見なくなってました。

ですが、ここ数か月、またこの手の広告をよく見るようになってきたんですね。で、妻に聞いたら、妻も同じだと。子供がYoutubeを見てる時にも、同じようによく見かける、と。

昨今の状況でYoutubeへの広告出稿はかなり減ってるようです。その結果、この手の穴埋め広告が流れる頻度が多くなってるんでしょう。
(テレビCMのACみたいなものなのかな?)

自分や妻が見る分には、スキップすればいいんですが、こどもには、どうしても見せちゃいけないって程でもないけど、できれば遠ざけておきたいなぁ、と思います。

その理由は2つあって、
1つ目は単純に結構エロいこと。ちょっとしたアダルトコミックの導入程度の展開はあります。高学年男子にはちょうどいい程度の刺激って気もするけど、わざわざ望んでもないのに差し込まれる広告に入ってくるのはなんかヤダ。落ちてるエロ本を能動的にドキドキしながら読むのとはちょっと違う体験だと思う。

2つ目は、この手の
 ・あなたは〇〇〇だから幸せになれない。
 ・でもこの商品を買えば〇〇〇を解決でき、幸せを手に入れられる。
という2段構え広告が好きじゃない、ということ。
動画広告に限らず、世の中の広告の多くはこの構造だし、広告として強力な手法だろうと思う。
でも、こういう人を脅して商品を買わせる広告は、決して人を幸せにしてない。この手の広告に踊らされる人は、常に「私が幸せになれない理由」を探し続け、それを解決してくれる何かにお金を払い続ける。もしくは解決できない理由にぶつかって絶望する。
「〇〇〇だから幸せになれない」と思ったときに、まず必要なのは「〇〇〇であろうとなかろうと自分は幸せであり得る」と考えられる思考の転換で、その上で〇〇〇を解決してハッピーになるならすればいい、と思う。

話がそれたけど、要するに、子供に積極的に見せたいものではないし、何よりも自分が好きじゃない、ってこと。

なので、もうしょうがないやと思って、加入しました。Youtube Premium。

家族全員で入ることにして、ファミリープラン、1780円/月。
最初にリンクを貼った「小学生にこども専用のモバイル端末でYoutubeを見せるときの設定」で作ったGoogle for familiesのファミリーに、妻のアカウントを参加させて、ファミリー全体でYoutube Premiumに加入しました。

正直、安くはない。高いなぁと思いますが、今の状況をやり過ごす間だけでも…と思って割り切りました。
ついでにバックグラウンド再生ができたり、一時保存ができたり、大人にとって便利なメリットもあるしね。

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