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コーヒー屋と地域活性化

2023年8月下旬、KOTARO COFFEE ROASTERは初めての東京POP-UPを開催。大学生の頃に住んでいた東京でPOP-UPをやっているということ自体が楽しかったのと同時に、オンラインでいつも購入していただいている関東圏にお住まいのお客様に会えたというのが何よりとても嬉しかった。

今回は、初東京POP-UPの話ではなく、コーヒー屋としての地方創生や地域活性化について。なんだかすごく気難しい話になりそうなんですが、気楽に「ふ〜ん」程度に思って読んでもらえたら嬉しいです。

偉そうに「地方創生」や「地域活性化」と言いながら、「あ〜こんな取り組みこそ札幌にもほしいよなぁ」と東京に行って初めて思ったので、シンプルにその共有記事です。

地域ぐるみでのイベント開催

僕が東京でPOP-UPをした日は8月26日。場所は馬喰町にある摩天楼珈琲さんでした。

僕のPOP-UP翌日は馬喰町で「MEETZ」という「出会い」がテーマのオルタナティブPOP UPイベントと、摩天楼さんの月1イベント「摩天楼市」の同時多発POP UPが開催。

そもそも、僕がPOP UPやる前日から摩天楼さんと街の人たちの繋がりが良い感じすぎて、1コーヒー屋がこんなにも地域活性に貢献できるんだなと思っていました。

イベントによる効果もあって、街全体が活気溢れていて、地域ぐるみでイベントを開催する素晴らしさを目の当たりにしました。

このイベント、めっちゃすごかった。何がすごいって、イベントに参加している飲食店をハシゴで楽しんだり、雑貨屋さんで買い物ができたり、神社とか公園でのお祭りではなくて、「街全体でお祭りやってます」みたいな。

コーヒー屋はコーヒー屋として、自家焙煎のスペシャルティーコーヒーを提供したり、エルパライソのライチロットを使用したコーヒービールを提供したり、クオリティ高すぎるコーヒー体験で圧倒されたのを覚えています。

僕のアンテナが壊れてるだけなのかもしれないですが、こういう地域ぐるみでのイベント開催ってなかなか札幌市で見なくて、少なくとも僕が住んでる街で見たことはないので、とても新鮮でした。

札幌でこそ、もっとこういうイベントができたら楽しいだろうし、僕が拠点にしてる桑園エリアなら、場外市場とブリュワーとカフェのハシゴでグルメ優勝だと思うんだけどどうなんだろう。←

絶対いつかやりたい。

無店舗コーヒー屋×無店舗お菓子屋の可能性

無店舗ロースターと無店舗お菓子屋さんが、ひとつの箱でコラボするだけで簡単にカフェが出来上がるのってすごくないですか?(唐突)

これもひとつの地域活性につながると思っていて、「無店舗」という一種のブランドに惹かれて「せっかくなら行こうかな?」で訪れる方も多い印象です。

外を出歩く人が多い=地域活性とは少し異なると思いますが、少なからず誰かの心を動かせる何かを持っているんじゃないかなと。

実際、僕も無店舗でコーヒー屋を運営していて、特にイベントでは「無店舗だったらここでしかコーヒー飲めないよね、じゃあ一杯もらおうかな」なんて会話もあるくらい、思ってるより「無店舗」は、実店舗を持つお店に唯一ないひとつの武器です。

「毎週何曜日はコラボデー」みたいなのを作って、シェアスペース運営するのも絶対楽しいよなと思いました。


コーヒー屋をやっている身として、少しでも地域に根付いた何かで地域活性に役立ちたい。それがイベントなのか、POP-UPなのかは何でも良いと思っていて、それはひとつの手段でしかないよね。無店舗だからこそ、地方出張POP-UPとかも絶対いいし、手軽にできそう。

何も決まってないけど、「こんなことやりたい」「このイベント開催したい」とか色々考えるだけでワクワクするので、もっと頑張りたいと思ったと同時に、学ぶことがたくさんあった東京遠征でした。


KOTARO COFFEE ROASTER
齋藤


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コーヒー豆はWEBショップで販売しているので、フルーティーな浅煎りやじわっと甘いコーヒーを試したいコーヒー好きの方、ぜひに!

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