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焙煎体験会の報告と今後について簡単に。

2023年の10月は1週目と4週目の土日で、コタローコーヒー主催で焙煎体験会を開催しました。

結論、めっちゃ楽しかった…!!

参加していただいた方々、ありがとうございました。

個人的にとても感慨深いイベントだったので、今回は焙煎体験会の様子や開催の背景、今後のことも含めて色々書いていこうと思います。

焙煎体験会開催の背景

開催の背景って、そういえば当日話してないよなと思い、今更書き記します。

背景は至って簡単で、去年、一昨年の自分が焙煎体験会を開催してほしいと思ってたからです。

体験会の時に話した方は覚えてると思いますが、僕はコーヒー業界に入って2年目。コタローコーヒー誕生と同時に参入しました。

焙煎の「ば」の字も分からないまま、勢いのままカレイドという焙煎機をメーカーから直接買って、強引にスタートして今に至るわけですが、今でも焙煎には沼ってます。。

分からないことを調べても全然出てこないし、何がいい焙煎機なのかも分からない状態で、誰か焙煎の基本を教えてほしいとずっと思っていました。(今でも思う)

今年に入り、もう1年以上焼き続けてきたというところで、もしかしたら前の自分と同じような境遇の人がいるんじゃないかと勝手に思い、勢いのままメーカーに連絡。

「今年中に1回はカレイドさんの焙煎機使って北海道で焙煎体験会をします。」と宣言。結果、ひと月に4回開催。

開催してみて分かったんですが、焙煎を始めたくても始められない方や、始めたものの、焙煎の考え方として適切なのか分からなかったから理解できて良かったと言ってくれた方もいて、僕のこれまでの少ない経験を共有できてとても嬉しかったです。

焙煎体験会当日

コーヒー好きな方はもちろん、以前から焙煎に興味を持っている方、なんか面白そうだと思って来てくれた方が参加してくれていた印象でした。

当日はマンツーマンもしくは、少人数のグループで行い、分からないことは何でも聞けるような環境にしました。とにかくこの焙煎体験で何か得るものがあってほしい、普段飲んでいる豆はロースターによってどのように焙煎されているのか知ってほしいという少しエゴも入った体験会。

「すごいワクワクしながら今日来ました…!」
「まさかマンツーマンでできるなんて思ってませんでした」
「パッケージに自分の名前がある…!」
「ずっと焙煎体験したいと思ってました!」

なんて声もたくさんもらえて、みんなもっとホームロースティングして、どっぷりコーヒーの沼にハマろうよと思いました。

この体験会では、焙煎前の生豆の状態を見られたり、ハゼるとポップコーンみたいにパチパチ音がなるハゼ音を間近で聞けたりと体験会ならではのことがたくさん。

また、火力調節やファンの調整など、僕が横に付いてもう少し火力弱めて、ファンを少し強めてなんてこともしながら、実際に焙煎してもらいました。

教えてもらいながら自分で焼いたコーヒー豆と、自分の名前が印刷されたパッケージ。コーヒーを始める前の僕なら、圧倒的大ファンになってる案件です←

今回使ったカレイドはMAX200g投入できる、M1 Pro。ホームロースティングに最適な小型焙煎機だから、これから焙煎したい人には本当におすすめ。

しかも、カレイドは日本代理店ができて安心できるし、値段もアイリオより手頃だし、最強です。「Amazonとかで、まずは手回しの焙煎機を買ってから〜」なんてことも考えがちだし、僕もその一人なんですが、カレイドの一番小型の焙煎機(15万円ほど)をいきなり買う方がよっぽどPDCA回しやすくて、美味しく焼けると思います。

(ましてや、バチバチの浅煎りを焼きたいと思っているユーザーなら尚更。)

日本代理店ECサイトのリンクを貼っておくので、よかったらチェックしてみてください!

やりたいことはやったらいいと思うし、そのためにすぐに挑戦しやすい環境を作りたい

ここまで、ただの日記みたいになってしまったので、なんとか締めます。

「ずっと焙煎やりたいと思ってるんですけど、、、」「間借りとかやってみたいと思うんですが、、、」なんて声も結構聞いたのですが、自分がやりたいと思ったことはやればいいと思います。

僕は、「〇〇やりたいな〜」「▲▲してみたいな〜」という感情を絶対大切にしたほうがいいと思っているタイプです。でも、後先何も考えていない、勢いのまま思っている漠然としたやりたいことなのか、そうではないのかはしっかり見極める必要があると思っています(偉そう)。

僕は頻繁に「これやりたい」「あれやってみたい」「こんな企画どうなんだろう」を考えるのですが、たまにリスクヘッジとして色々考えてみたら、厳しくてやめることも結構あります。

でも、思うのはリスク計算した前提で、やってから後悔するより、やらないで後悔するほうが何も生まれないということ。僕なんて、間借りも何もせずに、初めてお客様の前に出てきたのはコーヒーシティフェスだったし、少しだけ関東圏にもお客様がいるからと東京でPOP-UPやってみたし。でも、意外となんとかなるし、とても勉強になることがたくさんありました。

「失敗したらどうしよう」なんて考え始めると怖くて眠れないこともありましたが、不安要素はひとつひとつ、経験と考え方で潰せばいいだけ。

今後は、これからコーヒー業界に足を踏み入れようとしている方や、間借りや店舗を持たずに頑張るインディーズが、札幌でやりたいことをできる環境を作りたいと思っています。ひっそり。

「やりたいことはあるのに、場所がない。」「貸してくれるって書いてあるのに貸してくれない」なんてことも意外と多く、現実は簡単に挑戦しようする心をへし折ってきます。

それはとても残念なことであり、同時に勿体無いことです。

なので、具体的にこれから僕がやりたいことは、誰でも出店できる、コーヒーやお菓子に特化したシェアリングスペースを作ることと、北海道でもインディーズコーヒーフェスをやることです。(間借りコーヒー屋さんもお菓子屋さんも皆呼びたい)

最終的に実店舗を持つことがすべてではないと思っているからこそ、間借りカルチャーをもっと加速させたい。

もし、これからコーヒー屋やりたいとか間借りしたいと思った時に、自分でどうしようもできなさそうだと感じたら、ぜひメッセージください。多分、助けられると思います!

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