フリーランスバリスタ兼???という生き方
2024年2月末に、僕は3年勤めた会社を辞めました。しかも、サイレントで(←)
「退職代行」というワードやサービスは流行ってるけど、「サイレント退職」は多分珍しいと思います。そもそも「サイレント退職って何?」って感じると思うんですが、僕も「どういうこと?」ってなってます。同じです。
「全従業員に退職することは伝えられずに、退職日が来て自動で退職になった」みたいな感じです(初めての経験だ)。
退職が知らされないとかは実際どうでもいいので、そこは深く触れません。今回は、「フリーランス」をテーマに記事を書いていきます。
※ちなみにいうと、退職はしたけど業務委託で働いてるので、悪いことして退職になった訳ではありません。自分で決めてます。
「フリーランスバリスタってどんな働き方?」「そもそもフリーランスってどうなの?」「兼???って何?」という疑問への回答や重要だなぁと思ったことをいくつか紹介していきます。
リモート勤務憧れるなぁとか、フリーランス憧れるなぁなんて方のひとつの気づきになれば嬉しいです。
フリーランスという働き方について
フリーランスとは、特定の会社や団体などの組織に所属せず、業務単位もしくはその都度契約を結び、仕事を請け負う働き方のことです。ご存知だと思いますが、基本的には「働き方」を表す言葉で、「業務内容」を表している言葉ではありません。※フリーランスという仕事はありません。
フリーランスは、業務依頼ごとにスキルやコンテンツを提供し、その対価として報酬を得ます。つまり、成果主義です。自分に専門知識やスキルがあり、かつ提供して仕事をできる個人の方であれば、職種を問わずして誰でも「フリーランス」を名乗れます。
ちなみに、「フリーランス」=「個人事業主」「自営業」と思っている方も多いのですが、間違いです。
「フリーランス」という言葉が働き方を表すのに対し、「個人事業主」という言葉は税務上の区分を指しています。また、「自営業」は、自分で事業を行う事業主のことで、個人事業主と法人の両方含まれます。
はい、勉強になりましたねー!
フリーランスバリスタ兼???という生き方
結論、色々やってますという意味です。
???の中には、大きくいえば「マーケター」が入るのかもしれません。時にライター、時にコーダー、時にデザイナーみたいな仕事もやってるので、「兼???」です。
そもそも、「会社を辞める」という決断に至った経緯を少しだけ紹介します。※「会社を辞める」というよりかは、「正社員を辞める」のほうが正しいかも。
フリーランスになろうと思った理由
理由は簡単で、やりたいことが増えまくったからです。僕は無店舗ですが、コーヒー屋をやっています。オンラインでの販売だけではなく、イベント、POP-UPなど日本全国を活動拠点にしています。これまでのイベント出店の際は、有給を使って出店していました。
同時に、複数社からのお仕事を少しだけもらって業務委託で働いていました(ライターとか広告運用とか)。なので、正社員やりつつコーヒーやりつつ業務委託で働きつつみたいな3本柱。めっちゃきつい。
何がきついって、体力的にもそうですが、「正社員」だからというのもありました(時間的制約)。自分がやりたいと思ったことがすぐに実行できないことが何よりきついです。
「正社員として働いていたほうが「社会的な立場としての安定」は担保されるんだろうけど、自分はその立場がほしくて生きてるんだろうか?」と考えたら、答えはNoでした。
何を言われようと、やりたいことをやりたい。ワクワクすることは世の中にいっぱいあるよ。
正式に退職が決まったのは2023年の11月頃なんですが、その前から退職の話はしていました。僕は経営者の直下で働いていたので、なかなか正社員を辞めることは難しく、でも「自分は自分でやりたいことがたくさんある。」そのまま伝えて、2024年2月末に正社員を降りました。
フリーランスという働き方は実際問題どうなの?
これも結論からなのですが、楽しいです。
でも、記事の最初にも書いたのですが、成果主義なのは否めません。なので、生活できないほどお仕事がなくなった場合は、どっかで働きながらコーヒーやろうかなくらいです。
フリーランスを推奨する人のあるあるなのは、「いつ寝てもいいし、いつ起きてもいいのめっちゃいいよ」「旅しながら働けるよ」「満員電車乗らなくてもいいんだよ」なんですが、個人的にどれも魅力に感じません。
こんな感じでフリーランスになったら秒で仕事なくなると思います。なので、僕がいい感じにメリットを書くので参考にしてみてください。
フリーランスになって感じた1番のメリット:時間の使い方が自由自在
時間を自由に使えるのは、とてつもないメリットです。
僕はコーヒー屋をやりながらマーケティングのお仕事もしています。週3日で出社しているので、フルリモートではないのですが、週2はリモートです。
自由に使えるが為に、マーケの仕事がひと段落したら、カッピングをするもよし、オンライン注文の発送をするもよし。それが終わったらまたリモートに戻るみたいな。
こういう働き方すごい望んでた。
僕はコーヒーだけやりたい訳ではなく、ほかにもたくさんやりたいことがあります。WEBメディアの運用、広告運用、採用コンサル。「Aという仕事が1日のほとんどを占めます」だと、むしろストレスを感じます。ストレスというか、その仕事がなくなったらどうしようの不安感すらあります。
たくさんやりたいことがあるからこそ、自由に時間を使えるフリーランスという働き方は素晴らしいと思います。
2月になってぬるっと朝活を始めたのは、フリーランスになった時にひとつの業務に追われすぎないようにしようと思ったのも理由のひとつです。朝活最強。
フリーランスバリスタという生き方もある
フリーランス=WEB系と思いがちなんですが、バリスタやコーヒー屋という大きな枠組みの中の「飲食業」というのでも、フリーランスはいけます。
イベントは日本全国どこにでもあるし、間借り先も極端な話、どこにでもあります。コーヒー屋でいえば、家を焙煎所として、たくさん焙煎し、そこから1週間他拠点でPOP-UPやイベントに出て帰ってくるなんて働き方もできます。
僕がそんな感じの働き方です。なんかそう考えると、結構クリエイティビティに溢れてるのは飲食業界も同じかも(上辺?)。
正社員で働いている時から東京行って間借りしたり、横浜のコーヒーフェス出店したり、福岡のコーヒーイベント出たりと自由にコーヒーやってました。今もそうなんですが。
なので、「WEB系で経験を積まないとフリーランスになれない」は少し違うので、履き違えないようにお気をつけください。大抵の仕事は、どれもフリーランスでいけます。やる気次第だけど。
必ずしも「正社員=安定」ではないということを理解した正社員時代
社会的立場でいえば安定なんですが、「いつ会社が潰れるか分からない」「仕事がなくなるか分からない」という点でいえば、フリーランスと同じです。
営業が売って、お金をもらって、人件費、そのほか経費を支払う。簡単なサイクルですが、もし自分が働いている会社の売り上げが分かるなら、毎月手元にはいくら残ってるのかな?をざっくり考えてみると、より面白いです。
(もしかしたら、全然残ってないかもしれません。)
例えば社員40人の会社で、販売商材が30万円だとします。毎月、全体で50件受注した場合、月の売上は1500万円です。正社員への総支給は、ならして月額30万円と仮定します。人件費は1200万円です。諸々の毎月の経費は300万円かかっています。残っている金額は何円でしょうか?
結構極端な話なので、あてにしないでほしいですが、簡単な話こんな感じです。もし、「社員が一人増えて41人になったら」。もし、「毎月1件受注が減ったら」。と考えると、すぐに赤字になるのは分かると思います。赤字になるということは、≒で人件費も払えない可能性が高いということです。
その場合の安定はどこへ?っていうのは言わないでおきます。
何が言いたいのかというと、考え方です。たとえ会社が潰れても、すぐに手当は出るし、定職につけると思うので、その点、安定です。参考程度に。
自分のやりたいことは、その会社で成し遂げられるのか
もし、これを読んでる方の中で、同じようにフリーランスになろうか悩んでいる人は、考えてみてください。
僕の場合はYesでしたが、もしかしたら正社員という立場を維持しながら成し遂げられる人もいると思います。
それはそれで素晴らしいことです。なんだかんだで、正社員という立場は強いです。
あと先考えずに、えいやでフリーランスを始めるよりも、しっかりと収支計算と持続性を考えた上で決めるのをおすすめします。
MAXだけを考えがちですが、MINのほうも考えましょう。
今後のビジョンを少しだけ
やりたいことありすぎるので、準備中です。
・マーケターとしてのスキルアップがしたい
・飲食業に関わる新事業を始めたい
・イベント開催したい
・越境EC始めたい
・自分でWEBメディア運用したい
・WEBメディア運用したり、広告運用したりしてPDCA回したい
少し雑になってますが、綺麗にまとめるので少々お待ちください。
最後に宣伝です。
KOTARO COFFEE ROASTERは、イベント出店やPOP-UP、オンラインストアなどで活動している実店舗を持たないファントムコーヒーロースターです。
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齋藤湖太郎
KOTARO COFFEE ROASTER
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