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共創データ工学研究室に加入したお話

あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!

卒業研究で第一希望であった研究室に配属されなかった。しかし、第一希望を含む新しい研究室ができて僕はその研究室に配属された。

何を言っているのか分からないと思うが、僕も分からない。


2年間入っていた研究室とのお別れ(?)

学部2年生から、W先生研究室に入って2年間研究活動をしてきた。詳細は以下のnoteに書いてある。

そういう縁もあって、卒業研究でも第一希望はW先生研究室であった。今までの研究をさらに発展させて「学習者と教員がより簡単に自己調整学習を実施できる」という夢を叶える。そのためには、引き続きW先生研究室でW先生と一緒に研究することが一番だと考えていた。

話は変わるが、研究室配属の決め方は以下の手順になる。前提として、筑波技術大学の学生数は少ないため、基本研究室に配属される学生数は1人~2人になる。

  1. 希望する研究室の先生と面談する。その時に面談点が決定される

  2. 学生はすべての研究室に対して希望順位をつけて提出する

  3. 面談点とGPAで成績上位の学生から希望した研究室に仮配属する

  4. 成績上位の学生同士で希望する研究室が被った場合、その研究室の定員数を2人とする

  5. すべての学生の配属が決まったら、正式に配属が決定される

このルールでは、面談点とGPAが重要な要素となる。希望が被った場合、面談点とGPAで上位の学生が優先されることになるからだ。

僕はどうかというと、面談点もW先生から満点をいただいた上にGPAも上位であることは知っていた。つまり、"よっぽどのこと"がなければ第一希望のW先生研究室に入れるはずであった。

ところが、その"よっぽどのこと"が起きてしまい、第一希望のW先生研究室に入れなかったのだ。

というわけで、残念ながらW先生研究室とはお別れとなるはずであった。

突貫工事で創設した新研究室

配属されたK先生研究室では、コミュニケーション科学や教育工学をテーマにした定性的な研究が多い。そう考えると、そういった定性的な研究から自己調整学習の問題を捉えてみるのも面白そうである。

定性的な面から自己調整学習を捉えてみるのも面白そうと考え、早速ミーティングに行ったその日の夕方にK先生から連絡が来た。

W先生から合同でゼミをやりませんかということでご提案いただいています。
これまでの研究を活かすのにもその方がよいだろうと思うので、基本的に受けようと思います。それでよいでしょうか?

つまり、合同でゼミをやろうとK先生とW先生が動いてくださったということである。

僕の理想を超えた出来事であり、僕としてもこのチャンスを逃したくなかった。すぐに「やりたいです」と返事した。

これは後に知ったことだが、W先生研究室に入った2人のテーマがそれぞれ「ろう者の発信」「ディナーテーブル問題」というものだった。それらのテーマがK先生が専門とするコミュニケーション科学と近いことも合同ゼミを提案するきっかけとなった。

さらに、Z先生も博士時代に情報保障システムについて研究していたこともあり、合同ゼミに参加することになった。そのZ先生は、僕が配属希望研究室を決める時に面談させていただき、一緒に研究できると面白そうだと思った先生でもある。

こうして、教員3人と学生4人の合同ゼミが出来た。そう思っていたら、「共創データ工学研究室 "BRIDGE Lab"」という研究室が出来ていた。なんなら、Webサイトまで出来ていた。

おいおい、最高かよ

というわけで、今年度から共創データ工学研究室に加入することになりました。K先生とW先生とZ先生の3人の指導と学生3人のアドバイスを頂きながら、研究活動を頑張っていきたい。

ということで、この記事を締めくくります。最後までお読みいただきありがとうございました。

余談

計画的偶発性はバカにできないぞ

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