見出し画像

独学で簿記3級合格🌸〜大問3つの勉強法〜


 みなさま、本日は簿記3級の大問3つの勉強法をそれぞれ書いていきます。

 以前書いたこちらの記事を詳しく書いた内容になっています。
(読んでいただき、スキ❤️を押してフォローをしていただけると大変励みになります!よろしくお願いします。

時間配分と順番は
第1問(15〜20分)→第3問(20〜30分)→第2問(10分〜15分)
見直しで最後5分あると最高ですね。

第1問 仕訳


 第1問ではとにかくペンと頭を動かして仕訳をしていきます。満点は45点です。
 1問1分〜2分程度で解いていきましょう。
 簿記では仕訳が肝になってきますので問題文を読んで勘定科目や金額を正確に書いていきます。(ネット試験だとプルダウンの中から選んでキーボードで金額を打ち込んで回答します。)どちらにでどちらにせよ、下書きは多かれ少なかれしますのでボールペンかシャーペンで早く書き慣れていると良いです。

仕訳を勉強した時のノートです

 このようにきれいに書くのではなく、早く解くためになんの勘定科目がどこにあり、金額が何円かがわかれば良いかなと思います。
冒頭にもお伝えした通り時間との勝負ですので、下書きや学習の際はスピード感を大切に正確に解いていきましょう。

 目指すところは「あ!この問題予想問題集で見たことあることある!」と「これ進研ゼミでやったとこだ!😆」というぐらい反復をしましょう。

第2問 語句選択・補助簿選択・勘定記入

 ここの大問は3種類のうち2種類が出題され、満点は20点です。ここは難しいので半分ぐらい取るイメージで解きます。
 3種類説明していきます。

①語句選択

 語句選択問題は、普段の学習の質が問われます。
語句選択ができるかどうかは、普段から疑問を持ちながら学習できているかどうかにかかってきます。丸暗記の学習をしてしまうと、得点するのが難しいです。
 その他にも、今までに見たことのない形式の問題が出題される可能性もあります。
ただ、どのような形式で出題されたとしても分かる部分だけでも解こうと、とにかく手を動かすことが大切です。

②補助簿

 補助簿は、主要簿以外に企業が任意で作成する帳簿を指しますので多くの種類があります。試験では主に補助簿を「作成」させる問題や、記帳が必要な補助簿を「選択」させる問題が出題されます。
 補助簿の選択問題は出たらラッキー(個人的には得点できないとまずい位基礎的な内容)と言われる得点しやすい問題ですが、作成問題には注意です。
 記入方法に特徴がある、商品有高帳や固定資産台帳、手形記入帳などを中心にしっかり対策しておきましょう。

③勘定記入

 主要簿である『仕訳帳』『総勘定元帳』のうち、特に『総勘定元帳』を簡易的に表したT勘定に記入する問題がよく出題されます。
文章や資料が与えられ、T勘定を完成させなさいという問題です。

時間がなくても部分点を狙って、T勘定を1つずつ埋めていきましょう。

T勘定とはこちらの画像のことです。

※実際に学習していたものです。

 ここでは当座預金に対して相手科目が借方(左側)か貸方(右側)にあるかでT勘定でに記載する時の場所が逆になります。
(略している勘定科目が多いのでここでは
当よ=当座預金、売×=売掛金、買×=買掛金、支手=支払手形、水道=水道光熱費となります。)

 例えば4/4現金200,000|当座預金200,000
 当座預金について総勘定元帳を作る為仕訳では借方(左側)に現金を記載してる一方でT勘定では貸方(右側)に記載します。

最初は仕訳とごちゃごちゃになりますが、「当座預金は何に使ったんだろう?」という思考をしたら解けてくると思います。

第3問 決算書作成問題

 決算整理後残高試算表作成、貸借対照表・損益計算書作成、精算表作成の3パターンがあります。これらのうち1パターンが出題されて、満点は35点です。
 ここはパターンが決まっていますので、解けてくると楽しくなります。
 主には貸借対照表(B/S)・損益計算書(P/L)の作成が多いかなと僕の感覚ではあります。
 B/SとはBalance Sheet(バランスシート)の略であり、日本語では「貸借対照表」と呼ばれています。会社の財政状態を表す表です。
 P/LとはProfit and Loss statement(プロフィットアンドロスステートメント)の略であり、日本語では「損益計算書」と呼ばれています。会社の経営成績(儲け)を表す表です。
 作成する時ももちろん簿記の肝である仕訳をします。決算整理仕訳というものですね。したものが下の写真になります。

※実際に作成する時はこれぐらいの字で大丈夫です。

 ここの問題は30分ぐらいかけても良いかなと思います。僕は本試験でもここは仕訳はスピーディーに解いて表の作成時は丁寧に確かめていきました。
 勘定科目と計算した金額の違いがないか2回チェックできると良いですね。


以上でこれらが簿記3級大問3つの勉強法です。

ここまで読んでくださりありがとうございます!
コメントも頂けると嬉しいです。
今後もみなさまのお役に立てたらなと思います。
ではまた次回にお会いしましょう!

この記事が参加している募集

わたしの勉強法

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?