見出し画像

74期二回試験 出題内容

75期以降の後輩に向けて、二回試験の大まかな出題内容を残しておこうと思う。

●1日目(検察)
・設問1は公訴事実と罪状及び罰条を書かせる問題。
 設問2は犯人性と犯罪の成否等を書かせる問題。
 設問3は小問(主張関連証拠開示請求の開示義務の有無)

●2日目(民事弁護)
・設問1は被告代理人の立場で最終準備書面を起案させる問題。 
→留置権、有権代理、表見代理、追認、辺りが問題となった。
・設問2は保全・執行、立証方法に関する小問。
→当該書類を入手するためには、どこに請求する必要があるのかをしっかり
 押さえておくべきだったと反省。
・設問3は和解条項案の作成。
・設問4は法曹倫理に関する問題。

●3日目(民事裁判)
・設問1は訴訟物とその個数、併合態様を問う問題。
・設問2は主張整理の問題。
・設問3はなぜそのように要件事実を整理したのかを問う問題。
・設問4は撤回の理由を問う問題。
・設問5は争いのある主要事実に関する事実認定の問題(第3類型)
→共有持分権移転登記請求権に関する事案。
 買主が原告のみなのか、被告も含まれるのかが主な争点。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?