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くせ毛を扱うには解決より共存が大切

くせ毛を扱いやすくするためにできることをまとめてみました。結果から言うと、これをしたら絶対大丈夫!というものはなく、小さなことをコツコツやるとなります。

ほんとは魔法をかけたように一夜にして変われたらいいのでしょうが、やはり難しいのが現実です。

なので、解決より共存が大切なのかとかんじます。

やっぱ日常のケアって大事

今より扱いやすくする要素は、クシの材質、熱の制御、保湿とコンディショニング、スタイリング製品の選択、カットとスタイリングの技術、そしてヘアケアのルーティンです。

まず、クシやブラシ製品の材質が重要です。くせのある髪質は乾燥しやすく刺激に弱いかったりします。なので使うものはやさしいものが好ましいですね。

自然素材やくせ毛に優しい素材の製品は、髪に優しく摩擦を減らす助けとなります。木製や鬣などの自然素材や、シルクや綿などの柔らかい素材を選びましょう。

次に、熱の制御も重要です。適切な温度設定が可能なヘアドライヤーやヘアアイロンを選ぶことで、熱ダメージを最小限に抑えられます。イオン技術を備えたツールは、くせ毛をまとまりやすくする効果があります。

保湿とコンディショニングは、くせ毛の髪を健康に保つために欠かせません。保湿効果のあるシャンプーやコンディショナーを使用し、定期的にオイルやヘアマスクを使って髪を潤すことが大切です。

スタイリング製品の選択も重要です。くせ毛用のジェルやムースは、髪のまとまりやウェーブを強調し、フリーズやひろがりを抑える助けとなります。髪の質やスタイリングの目的に合わせて適切な製品を選びましょう。

と説教くさくつらつらと書きましたが、「いやいやこんなにやるんかい…」と感じますよね。その感覚は間違っておりません。実際のところ手間がかかって大変です。

なので、ひとつでもふたつでもいいと思います。少しでも続けられることをやり、負担になることを減らしていく。

髪の状態がいいと扱いやすいです。扱いやすさは美容室のトリートメントだけでなく日常のケアが加わると効果を感じやすいですのでね。

くせの扱いが上手な美容師を探す

くせ毛を扱う専門の美容師に頼むこともおすすめです。うねりにあったカットとスタイリング技術によって、くせ毛のボリュームや形状をコントロールすることができます。

くせは思ってるより人それぞれです。なので、その髪にあったヘアケアのルーティンが重要。

シャンプーやコンディショナーの使用、トリートメントやヘアマスクの定期的なケアがくせ毛の健康を保ちます。

でもこれを自分で見つけるのは難しい…なにせ商品があり過ぎてどれを選んでいいかわかりません。(ぼくら美容師でも網羅していませんので、一般の方が自分で探し出すのは難易度がまぁ高い)

なので、髪のことをよくわかってくれる美容師との出会いが必要です。

SNSや検索してみるとくせを得意としてる美容師はたくさんいます。よく観察してみると得意なヘアスタイルがかならずあります。

「くせが得意!」といっても全ての長さをやっているわけではなく、ショートやボブ、はたまた重いミディアムなのか軽いものなのか。

自分のやってみたいデザインをたくさんこなしている人に相談し担当してもらうと、格段にやりやすくなるのではと思います。


要因が多いから落とし所を見つける

まとめると、くせ毛を扱うにはそれぞれの要素を考慮する必要があります。原因はひとつではなく複雑にからみあってるんですよね。

「自分の髪質はこうだからこのケアを!」と思っていても別の角度から対策した方がよかったりもします。なので、自分の経験とアドバイスをうまく混ぜ合わせた方がいいと思います。

まずは、良いとされてることをひとしきりやってみて良さそうのだけ続けてみる。同時に髪の扱いをうまくやってくれる美容師を探す。

トライアンドエラーを繰り返しながら、自分のくせ毛を理解し、最適なケア方法や製品が見つけていきましょう。くせ毛に悩む人々にとって、この情報が役立つことを願っています。

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