見出し画像

【髪質、長さ別】同じ前下がりショートでもここまで違う!

同じカットの切り方をしても、髪質や毛量などの違いにより、全然違うヘアスタイルになります。
それだけ髪のコンディションが影響を与えるのです。

例えば、オーダーが多い【前下がりショート】。
これは、えりあしが短く顔まわりが長いもの。
同じような切り方をしても次のように様々なショートカットになるんです。

ストレートだとシンプルな雰囲気に

画像1

ナチュラルな雰囲気で、落ち着いた印象になります。

直毛の髪質の方がこのようになりやすく、まとまりやすいためお手入れはとても楽です。


ふわっと動きを出したり、無造作に仕上げるにはパーマをかけることが必要。
くせの強い方は縮毛矯正した髪をカットするとこのような雰囲気に仕上がることができます。

毛量が多いとボリュームを出しやすい

画像2

ショートに向いてないと思われがちな多毛の場合、
ふんわりさせるのにとても最適です!



髪が細く柔らかいとペタンコになるけれど、多ければそんな心配もありません。
後頭部にボリュームを出したり、立体的な動きを出すこともできます。



スタイリングも抑えればまとまるので、自分でもとてもやりやすい。
ぼくは、髪が多いのはショートに向いていると思っています。

適度なくせは、もはやパーマだ

画像3

「軽くうねるようなくせならそれはパーマをかけ終えた髪。」と、ぼくはよくお伝えしております。



くせは扱えるものとそうでないものがあり、前者であればカット次第で無造作な毛束感を出すことができるのです。



パーマをかけずダメージさせなくても動きを出すことができる。
これってめちゃくちゃメリットですよね。

サラサラ髪はえりあしをタイトに

画像4

髪がサラサラしていてボリュームが出にくい髪質は、えりあしを首に沿わせやすい人が多い。



ほかの髪質に比べて、ここが浮きにくくピタッとしやすい。そのため、生え際ギリギリまで短くしたり、後頭部にメリハリをつけやすいデザインにすることができます。



ボリュームが出ないことは悪いことばかりではなく、タイトなシルエットにしやすいというメリットがあるので、これをいかしたショートにするといいですね。

もう少し短くすると、また違う印象に

画像5

同じ前下がりショートでも短くすると、全然違う印象になります。
長い髪型は1センチ切っても雰囲気は変わりませんが、短いと違うものにできます。



同じ髪型をつづけていると飽きがきたり変化をつけたくなるもの。
少し短くするだけで、全く違うヘアスタイルに仕上がるのはショートカットのいいところですね。

黒髪はハンサムでカッコよく

画像6

髪の色でも違ってみえます。
黒髪で前下がりショートにすると、カッコよくハンサムな仕上がりに。
前髪が短いと若く幼くなり、長いとクールで大人な印象を与えます。



その時どう見せたいかでカラーも変えてみると、よりなりたいイメージに近づくことができますよ。

髪型×顔のパーツ=その人らしさ

画像7

髪型だけでもこれだけ変化をつけることができます。そこに、それぞれ違う顔のパーツやその人の雰囲気が合わさることで、周りと被らないオンリーワンのものが完成し、それがその人らしさだと考えています。



また顔同様に髪質も生まれ持ったもの。
それを最大限に活用することで、その人にしか出せないイメージを作ります。

そんな自分を最大限に表現できるものがショートヘアだと考えています。


90/365

いただいたサポートは他のクリエイターの方への支援として使わせていただきます。