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美容室のサスティナブルな活動は人を大事にすることなのかな

美容室でサスティナブルな活動ができないかと考えていたら、たまたま出会った一冊。


内容はかなり専門的な話で素人との自分には全くわからかった…

ただ、これだけ真剣に取り組んでいる人がたくさんいること。知らない領域で科学がかなり進歩していること。それだけはわかりました。

ジャケに惹かれて買いまして、次回からは内容を確認してから買うようにします。


さて、同じように美容室では何かできないか。電気も使い、薬剤も使い、環境にやさしくはない業界です。資源を節約したり、リサイクルできるものはしたり、小さな活動は当たり前のようにしなきゃなと。

ただ、それは美容室に限った話ではないので、より自分ができることは何か考え直しました。

サスティナブルやリサイクルと聞くと使っている物や資源をどうにかできないかと考える。限りある資源は一体なんのことを指すのだろうと。

美容室において一番の資源は人です。


なので、働くスタッフが持続可能に働ける。つまり安全で心身共に健康で無理なく美容師を続けていける環境を作る。

忙しく時間も気持ちも余裕がない中で、誰かのために行動しようとはなかなかできないと思います。

サスティナブルな活動はきっと美容室の中だけの話ではなく、スタッフの人生においてどこまで考えてもらえるか。

大変で余白がな毎日ではなく、誰かの役に立とうと思える余裕のある働き方をしてもらう。それがスタッフが長く美容師を続けられる秘訣であり、持続可能な社会に貢献できる術ではないかと考えています。

また、作るヘアスタイルもお客さまが自分の髪質で作れるものを。髪質に無理に反するものではなく、持っている特徴をいかし不必要なヘアケアをしなくていいものが必要かと。

髪の悩みを解決すべく、溢れるほどの商品があり、また生まれ続けています。

自分の髪質に合わないヘアスタイルにしていると、商品や薬剤に頼らざるを得ません。時に髪に合わないものを買ってしまったり、しなくていいメニューを行うこともあるはずです。

結果的にそれらは無駄になりやすく、その分資源を使ってしまう。

悩みは髪の特徴の裏返しです。反するのではなく、それぞれの良い部分をいかしたヘアスタイルにする。気にいればそれは悩みではなくなり、あれこれせずとも毎日気分良く過ごせます。

視点を変える提案をし、お客さま自身も自分の髪と上手に付き合っていけるようにする。それもサスティナブルだとぼくは考えています。

人という資源を大切にすることで、そこから派生する影響はきっと大きい。そんなことを大事にしながら、他にできることも取り組んでいきたいと思います。

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