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こつこつと書いてきた実話怪談ですが、本文が十万字を超えましたので、一旦ここで終了させて…
これは三十代前半の男性、阿部さんの談である。 夕食後の話だという。 阿部さんは二階…
これは三十代半ばの男性、田島さんの談である。 田島さんは徳島県のとある町で生まれ育っ…
これは十代後半の女性、水原さんの談である。 水原さんは大学に入学したさい、一人部屋の…
これは二十代前半の女性、小山さんの談である。 小学生の頃の話だという。 当時住んで…
三十代前半の女性、福井さんの談である。 福井さんには五歳になる娘さんがいる。 ある…
十代後半の女性、野口さんの談である。 高校三年生の野口さんは、二階の自室で受験勉強をしていた。 すると、誰かの足音が部屋の外に聞こえた。深夜の自宅はしんと静まり返っており、足音はやけに大きく聞こえた。 ミシ……、ミシ……、 フローリングの床が軋んで音がしている。足音は部屋の前の廊下を通り過ぎると、しばらくしてからまた戻ってきた。 ミシ……、ミシ……、 野口さんは勉強をしながらぼんやり思った。 (お姉ちゃんかな……) 野口さんの部屋の隣に姉の部屋が
二十代前半の男性、前田さんの談である。 中学生のときの話だという。 それまで住んで…
十代後半の女性、川瀬さんの談である。 現在の川瀬さんは高校生だが、当時は小学校高学年…
巾着袋の中身は石だという。鉄のように重い石の正体が気になったものの、詳しく知っていけな…
三十代前半の男性、石嶺さんの談である。 現在の石嶺さんは大阪に移り住んでいるが、二十…
これは二十代半ばの女性、島崎さんの談である。 二時間ほど残業をした日のことだという。…
これは三十代前半の女性、木下さんの談である。 木下さんはスタッフが五人いるサロンで…
二十代後半の女性、広川さんの談である。 広川さんは総合病院に勤めて四年目、中堅クラスに入る看護師だった。 ある日の夜勤で入院病棟の巡回をしていた。 病室は三階から六階まであり、下から上に順番に巡回していく。消灯した廊下は真っ暗で、懐中電灯が必須だった。 やがて広川さんは担当しているすべての病室をまわり終えた。さいわい、入院患者にこれといった異常は見られなかった。 六階から二階のナースステーションにおりるために、広川さんはエレベーターホールに向かった。すると、向