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アクセルとブレーキ

仕事をしていると、アクセルとブレーキを同時に踏むような居心地の悪いことがないでしょうか。
コロナ対策と経済対策の両立もアクセルとブレーキだったことでしょう。
マイナンバーカードの交付についても、国がマイナポイントを付与した際には急速に交付数が拡大し、急加速が必要で、まさにアクセルを踏むべきときでした。しかし、一方で、交付数が急拡大するタイミングでは、すでにカード申請数が激減している状況でもあり、いずれブレーキを踏むタイミングが来る準備も私たちはしなければなりませんでした。

「同僚の半分は遅すぎると言う、残り半分は速すぎると言う。…だが明らかにどちらともであらねばならない。決定的に重要なときには動きを加速し、そうでないときはペースを緩める必要があるのだ。要は、何が決定的に重要なのかに気づくことなのだが、残念ながらこの問いへの唯一の答えはない。」
「一方の速度を落として、一方の速度を上げる。このなんだか曖昧な状態を居心地悪く思う人間もいるだろう。だがわたしには、白黒はっきり区別のある時代なんて、もう過ぎ去ってしまったように思える。」
(『なぜあなたがリーダーなのか』(ロブ ゴーフィー (著), ガレス ジョーンズ (著)、英治出版)より引用)

重要だと思うのは情報の共有です。今はアクセルとブレーキどちらを踏むべきなのか、どれくらい踏むべきなのか、いつまで踏むべきなのか。何にアクセルを踏み、何にブレーキを踏むべきなのか。ぜひ情報共有していきたいです。

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