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11ぴきのねこ

アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。


幼いころ読んだ記憶はありますが、『11ぴきのねこ』というタイトルを覚えていませんでした。
先日本屋さんで目に留まって、「あああー久しぶり!」となったときに、「このタイトルか…」となった1冊。
(それまでは『ねこがいっぱい出てくる絵本』と言っていた)


11ぴきのおなかをすかせたのらねこたち。
おなかいっぱい食べられる魚を目指して、奮闘中。
11ぴきはおなかいっぱいになれたかな。


私がこの物語で好きだなって感じるところは、のらねこたちがトライを繰り返すところ。1回ダメだったから、あきらめようではなくて、次はどうにかしようよと取り組んでいく姿に勇ましさを感じます。

彼らが仲間を持たない1ぴきののらねこだったとしても、それなりにできることはある。
ただ、11ぴきだからこそ発揮できるものもある。
11ぴきになれば、1ぴきでできることよりもっとできるかもしれない。
でもきっと、1ぴきだったとしても何かできるし、きっとすると思う。


私たちはひとりでもできます。
でも他と一緒だと違ったこともできます。
もしかしたらひとりがいいときと、他と一緒がいいとき、それぞれ分かれているのかもしれません。

きっとそこに決まりはないはずです。
目指したい道に進むために、マッチしている方を選ぶことが原則なのかなと思いました。

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