見出し画像

どこから始まってるかをたどる作業

アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。


本を読むことが好きな私です。
今も家の中にはこれから読もうとしている本があります。
読む速度は遅いわけではないのですけれど、「これでよし」となるためには時間がかかることがあります。

時間がかかる理由は、【これはどこからやってきているのか】をさかのぼっているからです。

さかのぼりに入るきっかけは、面白さを感じているときです。
知的探求心が刺激されて、わくわくしていたり、もうちょっと進めたら何か見つかるかなって感じられているとき。

一方でうまく理解できないときも探求に入ります。
本に問題があるというより私の理解の方向性が絞り切れないときです。


どこからやってきたかを探っていくことに変わりはないのですが、必ず最初に出てきたころの社会情勢や人々の暮らしに目を向けるようにしています。
ここをつかみ損ねてしまうと、現代で生きる私の価値感や、今の社会情勢の中で文脈を理解することになるため、ずれが生じることがあるのです。


概念などは特に時代のブームに影響されます。
哲学が流行っているときは哲学の文脈で、物理学が流行っているときは物理学の文脈を用いて語られています。
あとはその時代の【常識】ってやつは色濃く影響しています。
ここがわかってくると、時代全体の動きがつかめるようになります。
時代全体の動きがつかめると、その中にあるものごとを理解するための手助けになってくれます。


気になったとき、ものごとのことだけではなく、ものごとを取り巻いているであろう全体にも目を向けてみてください。
そうしたこともきっと、あなたの理解に役立つはずです。

情報を深めること、あなたが自分の感覚で理解すること、この2つに役立つようなステップを見つけていっていただけるといいなぁと思います。


ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
それではまたの機会に。





この記事が参加している募集

習慣にしていること

サポートしてもいいかなと思っていただけましたら、ぜひよろしくお願いします。 いただいたサポートは、何らかの形で社会に還元します。