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リアルタイムなエッセイ Vol.28「はじめてのんだひとは、あついひとだった」

 5月10日金曜日は、「GW明けだけど楽しく呑もうの会」女性2人にお誘いを受けて、呑んできました。一人は元うちの研究室にいた方でいまは別な研究室勤務の、お嬢。もう一人はお嬢の今の職場の同僚マッキー。マッキーとは前にタイ料理のランチはご一緒させてもらったことはあるけど、飲みは初めて。今日のお店は行きつけのあのお店

「今日は最後まで満席で入れません」と張り紙がしてあった、超人気のお店

 会社をフレックスを使い早めに切り上げ、17時には家に帰る。今日は暑くてなんか汗をかいていたので、出かける前にシャワーを浴びて行く。17時24分に家を出て、約30分歩いてお店に到着。お店に着くと奥の席で見知った顔の面々が。研究の女子で今日は女子会のようだ。うちのチームのワカちゃんもいて、「なんか、見知った顔がいるー」とひとしきり盛り上がる。少し時間が経つとまたまた見知った顔の男性がぞろぞろと。歓迎会らしい。今日はうちの会社祭りかな。10分くらい経って、お嬢とマッキー到着。ふたりとも歩いてきたのでちょっと遅くなったよう。

 さっそく、生で乾杯。料理を頼む。飲み、の席は初めてのマッキーだけど、あまり違和感なく会話も弾む。こういう席ではボクの態度は一貫して「聞き役」。話を振って、心ゆくまでお話ししてもらう。最初の1杯はすぐなくなり、次はボクはビール、そしてマッキーは大好きな日本酒に。お皿の上に枡を置きその中にコップを置く。そしてコップに日本酒を注ぎ、溢れさせて枡、そしてお皿に溢れるまで注ぐ。お嬢とマッキーは辛さの違うお酒をそれぞれ頼み、コップの分は自分で飲み、枡の分を2人で交換して両方のお酒を楽しむスタイル。なかなか日本酒に詳しいのかな、辛口が好きなマッキー。ボクは3杯目からは角ハイに切り替えて延々と飲む。2人は日本酒を、お嬢は別なサワー系も飲む。

 初めての飲み、のマッキーはボクの印象を、「前から思っていたけど、服装が個性的、自分のスタイルを貫いている人」と思っていたそうで、人と同じのがキライ、なのでそこがいいと思ってくれていたそう。え、っそうなの? と初めて聞く自分の印象にちょっと驚くボク。普段のボクは、冬はロングコートかダッフルにマフラー、冬以外はジャケット系が多く、革靴カツカツ音をさせていつも歩いている。いわゆる、革靴カツカツ野郎なのだ。確かに言われてみれば少しみんなとは違うのかな。自分の着たい服を選んでいるだけだから、そう言われると、これって褒められてるんだよね!?と、良い方に受け取っておく。

 お酒が進むにつれて、マッキーの話は次第に会社の話に。話の内容はお酒の席のことなので記さないが、熱く思いの丈をお話ししてくれた。酔っているけどもう本当に真剣にお話しされているので、ボクも真剣に聞く。お嬢が別な話題に振ろうとしても、今日は話したいと思っていたのか、真剣なお話は続く。

いい人なんだな、そう思った

彼女たちの職場の男は若すぎて、こう言った話をする感じではないらしく、同年代であるボクには話しやすかったようだ。

あきれたでしょ? もう次ないかも、なんて自分で言っていたけど、そんなことないよ。お話し聴けてよかった、と思ってるよ。だから次もあるし、また飲みましょ

22時前、お開きとなり、3人で途中まで一緒に歩いて帰る。マッキーはやや千鳥足だったので、お住まいまで送って行くつもりだったけど、ちょっとボクの家からは遠回りになるので、お嬢が気を遣ってくれて私が送って行くから大丈夫ですよ、と言ってくれたので、分岐点でお別れする。

30分かけて家に到着。お嬢しかアドレスを知らないので、お嬢にメールを出しておく。家の近くまで無事送っていったようで、何事もなくよかった。月曜になったらマッキーにはメールしておこう。

また飲み仲間が増えて、話せていなかった人と知り合えてよかった。なんだかんだ言ってもこういう繋がりが、嬉しいんだな。

メールをうった後、ソファで気絶してしまった。寝たのは2時過ぎ。翌朝、これを書いている。この飲み会の話は今月の「月報にこっそり載せたエッセイ、お酒編」でも少し書く予定。月報が21日なので、その話は28日くらいにアップする予定。

とりあえず、このへんで終わろうかな。みなさん、いい土曜日を。
See you again, next time !


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