悩みは存在しない
悩みは存在しない。
この事実に気づいて以降
生きるのがすごく楽になった。
◇
例えば、
Aさんは35年ローンで一軒家を購入したとする。
Aさんは夢のマイホームにワクワクしつつ、お金のことで悩む。
この先ローンを返せるんだろうか。
教育資金もあるし、自分の老後資金は?
Aさんの悩みは尽きない。
…これは本当に悩みなのだろうか。
一方で
同じ年収・同じ条件で35年ローンを組んだBさん。
Bさんも夢のマイホームでの暮らしを楽しんでいる。
Bさんにお金の悩みはない。
「なんとかなるでしょ」と考えている。
この2人に共通していることは
【35年ローンを返済する】という事実があるだけ。
悩んだって悩まなくたって、ローンは返済しないといけない。
ただ、その事実があるだけ。
悩みを作り出すのはあなた。
悩みは悩むから悩みになる。
悩まなかったら悩みじゃない。
事実があるだけ。
Aさんは悩みを作り出している。
悩みは妄想なのかも。
◇
悩みは存在しない。
ただの妄想。
自分で作り出しているだけ。
この事実に気づき、私はできるだけ悩むのではなく、考えるようになった。事実・根本を考えるようになった。客観的に自分の状況をみるようになった。
お金がないと悩むのではなく、今後いくら必要なのか、どうやってお金を工面しようか、何か使える制度や相談先はないだろうか。
みたいな感じで考えるようになった。
でも考えたって解決できないこともある。
人の死や病気は解決できない。
そういう時はやっぱり悩む。
そういうどうしようもない悩みから抜け出すには【事実を受け入れる】というプロセスを踏まなければならない。
私は中学生の時に父を亡くした。
母は悲しみ、これからどうやって子供を育てようかと悩んだと思う。私も中学生なりに悩んだ。これからどうしようと。
でも少しずつ私たち家族は父の死という事実を受け入れた。受け入れた先に、じゃあ残された家族でどう生きるかを考えはじめた。
どうしようもないことは、一度自分が受け入れられるまで待つしかない。受け入れられるまでは苦しい時間になる。
受け入れられると、人間はまた考え始める。置かれた状況でできることはないかと、考え始める。
父が死んだという事実は変わらない。
でももう悩みではなくなった。
事実を受け入れ、父が居なくても楽しく過ごす生き方を見つけたから。
◇
悩んでいる時、紙に書き出してみると案外悩みでもなんでもなかった、と結論に至ることが多い。
悩んでる時は不安に押しつぶされて、正常な判断ができない。思考力が停止している。
紙に書き出す行為は思考を手伝ってくれる。
自分を客観的に見れるし、解決策が浮かびやすい。
それと一人で問題に向き合うのが不安なら、仲間を見つけよう。信頼できる相手に相談してみよう。解決策が出てくるかもしれない。
悩んでる人は一度紙に書き出してみて欲しい。
事実は何か見つけてみて。
事実を受け入れられたら解決策を考えてみて。
悩みは存在しない。
悩みが悩みになるかはあなた次第。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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