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【韓国仰天「麺」事情】ラーメンにヤキウドン!?

今回取り上げるのは「麺」です。旅先で小腹が空いたとき、なんかホッとしたいときに辿り着くのがコレなのは私だけでしょうか。

なかでも、私の勝手な憶測ですけど、お箸でズルズルっといく感じはアジアならではの醍醐味ではないか、とか思います。まずは韓国から!
以前取り上げました冷麺(夏に食べたい! 【冷麺】 は韓国でしか食べられない味!!【これぞ海外!】夏に鍋、冬に冷麺!? あべこべ食体験)以外にもまだまだあります。早速ご紹介いたします。




韓国で「ラーメン」といえば

この国で「ラーメン」というとほぼインスタントラーメン一択です。
しかも、日本のインスタントラーメンとは麺の形状が違い、最近日本でよく見るようになった「辛ラーメン」のあの太い麺。
本国では粉末スープなどが入っていない「麺だけ」のバージョンも売っていて、「赤いグツグツ系」鍋の〆に大活躍です。

「チャンドッテキムチチゲ 汝矣島店」にて

私の勝手な印象では「ある程度煮込むことを前提」に作られている気がするんですよね。この「鍋の〆」に代表されるように、長い時間煮込んでも麺のコシが保たれ、いい感じに味が絡む韓国料理にベストマッチな太さがコレなんじゃないか、とか最近しみじみ思うようになりました。


そんな韓国の「ラーメン」ですが、鍋の〆としても楽しむほか、今回は麺料理として独立しているメニューに注目していきたい。おひとりさまで食べるにあたり、韓流ドラマファンにとってある意味「エモい」形態はこちら、じゃないでしょうか。

大邱(テグ)の「청춘라면 (チョンジュンラーメン)」にて

このおひとりさまサイズの「金の鍋」ww 新大久保に売ってるので、韓国行くたびに「やっぱ帰国したら新大久保に買いに行こうかな、と毎回思いながら結局思いとどまっているのですがw こうして「鍋から直接ズルズルいく」のが韓国ラーメンの醍醐味、ですよね。

最近、「日式」ラーメン店が増えつつあるような気がする韓国、実はこの3月、韓国に初めて1週間以上滞在したので1回くらいは手が出てしまうかな?と思いましたが、やっぱりここではこの「エモい」ラーメンで正解でした。


さらにパワーアップ!?したバージョンは、以前『【韓国】釜山でこそ味わえる!?知られざる絶品&珍グルメ​​』でアワビ粥を紹介させていただいた「済州家」のアワビラーメンです。最近はアワビ粥以上にどハマり中。

お目当てのアワビはもちろんこの通り!

ですが、海鮮エキスが煮詰まったピリ辛スープとインスタント麺とのこの組み合わせと、この鍋…ww

とても罪な美味しさです。最近はアワビ粥以上にどハマり中です。

各店舗の場所はこちら:


大邱発祥!? 「ヤキウドン」が激ウマ

韓国ご当地グルメ探訪というコンセプトでこの3月、お初にお目見えしました韓国第3の都市「大邱」では、日本のそれそのままのメニュー名「야끼우동 (ヤキウドン)」が衝撃でした。なんじゃこりゃ!?

「ヤキウドン」発祥のお店「中和飯店」にて

こちらの地域には「大邱10味」と呼ばれているものがございまして、「ヤキウドン」は見事にその1つとなっているのですが、もはや「大邱の味」として誇ることができるクオリティー。見た目からすると激辛、に見えますが、そんなことはなく、ゴロゴロ入っている海鮮(特にエビ!)がたまりません。

麺は韓国で言うところの「ウドン」的ポジションである「국수(ククス)」ですね。沖縄そばに近い食感の。

この料理、韓国では厳密にいうと「中華料理」にカテゴライズされるようでw
というのもそもそも「韓国の中華料理」って「ジャージャー麺」に代表されるように、日本や中華圏のそれとまた別の「コリアン中華」という、完全たる別ジャンル、なんですよね(笑)。この「ヤキウドン」もその一環でしょうか。
最近、私のなかではこれはもはや韓国料理として分類していこうかな、とか思ってます(笑)。


ちなみに韓国のうどん=국수(ククス)の、一番代表的なメニューが「カルククス」ですけれども、私個人的にはタッカンマリやへムルタンなど「白いスープ」系の鍋に大活躍する麺だと思っています(と、言いながら画像のスープがちょい赤いのは、食べ進めていく過程で、お店より鍋専用として提供される、発酵しきった酸っぱキムチを徐々に足して「味変」しているためです)。


「異国の食文化」って楽しい!

以上、韓国の麺事情でした。いかがでしたでしょうか。

海外ならではのビックリ食体験、まだまだ続きますよ~! お楽しみに!


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