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僕の人生〜中学前期③〜

今日は12月31日  大好きな彼女(仮)は夜まで帰ってこない
寂しさに打ちひしがれながら今日も書いていこう


ちなこの話はもうガチフィクション、夢の世界の話だ
俺はフィクションの語り部に過ぎない、何を言われてもフィクションだから〜しか言わないから野暮な事は聞くなよ



K先輩との日々



K先輩との繋がりが出来た僕は徐々に非行少年への道を辿るようになっていった
少しずつK先輩に不良ルーティンを叩き込まれたのだ 
ウンコ座り、腰パン、制服の中は派手な色のロンT、チャリにニケツ棒の装着、そして目上の者に対しての振る舞い、敬語

クソみたいな事をたくさん教えられた
今でも役立ってるものは敬語と振る舞いくらい
俺がTwitterの距離感バグに嫌悪感抱きがちなのも多分この教育のせいだろうなと思う

不良の嗜みとしてタバコと酒はやっておけって言われて習慣化もした 酒は全然美味くなかったけどタバコに関しては少し美味しいと感じるようにはなってきていた

喫煙、ヤンチャな振る舞い、飲酒、まぁまだ可愛いモンだけどそれでも毎日真面目に勉強して部活に出てた自分からすると凄くグレたように感じる

なんか大人になった気がしたんだよな、あの時は
同級生とは違う事してる自分が凄く大人な気がしてた

親父は夜勤もある仕事で常に監視の目があるわけじゃない、それもまた非行に走らせる一因になった

家庭環境ってのはマジで大事だなと思ってる 年頃の育児に励んでいる家庭の方はこのフィクションから子供に非行をさせる隙を作らないという事を学んで欲しい

子供はバカだから隙があるとなんかしちゃうのだ



そしてなんやかんやで中学1年の冬休みが来た




髪を染めるの巻




中学1年生の冬休み、いつものようにK先輩に呼び出された 

電話口でのテンションから殴られる訳ではなさそうな雰囲気なのでリラックスしながらK先輩の家に向かった

部屋に着くと大量の染毛剤??みたいなモンが転がってた

「これどうしたんですか??」

と聞くと当然万引きしてきたという 今なら大体分かるがぱっと見被害総額1万円分くらいの量

流石だ、流石の手癖の悪さ、知能の低さ、目が眩む

というか、今思い返すと俺はこの人が買い物をしてる所を見た記憶がない
盗むか奪う、本当にそれしか見た事がない 
しかもアレだ、通常の万引きは店員にバレないようにこっそり盗むのがマジョリティだがこの人は違う

タバコだろうがなんだろうが店員に持ってこさせてそのまま会計せずに出ていくのだ 一般的な万引きの常識を覆す男がこのK先輩だったのだ


ちなみに風の噂では最近4度目の懲役に行ったらしい 当たり前だ 
俺は彼が今後の人生であと3回は懲役に行く方に貯金オールイン出来るくらい彼の腐った性根を信頼している 真性のドクズなのである


話が脱線したので元のルートに戻そう
大量の染毛剤からK先輩はとびっきり明るい色のやつを俺に渡してこう言った

先輩「今からこれやってけ!!お前!!」

僕「ハイ!!やらせていただきます!!」

当たり前の即答二つ返事 何故なら殴られたくないので

無法者しかいないヤンキー界隈での唯一無二の決まり事は先輩に歯向かわないことなのだ


すぐ染毛剤を塗った ピリピリする でも先輩のパンチよりは痛くないので余裕 オールオッケー


そんでなんだかんだして染め終わった

こんな感じの色になった

染め終わってなぜか満足そうな先輩、しかし俺は強烈な違和感を覚えた


眉毛だ


馬鹿だから眉毛の色も抜くというアレを知らなかった 薬剤は当然残ってない

気まずそうに先輩に相談すると










眉毛は全部剃られた








さすが鉄強、油断も隙もない



とまぁ、こんな感じで中学1年生なのに金髪の変な奴がここに爆誕した


ちなみに少し気に入っていた 先輩もバカだが俺も相当バカなので

※余談だが次の日彼女に会ったらフラれた 


なんか初めての金髪だけで長くなったので初めての無免許運転は次回にしよう


俺の地元に受け継がれていたカーシェアリングシステムについてお話します ちな余裕フィクション
野暮なことは聞くなよ




ザーメン

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