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そろそろお盆だからラブリーボーンの話でもしょうか

みなさん。死後の世界はあると思いますか?

先日、Amazonプライムで配信終了間際でラブリーボーンを観たんですよ。

私ってばホラーとかスプラッターとかサスペンスが大好きなくせに人一倍、「死」について臆病なところがある。

もうすでに生を受けた時から人は死に向かっていること。

人々の一日は皆平等に24時間ということ、人それぞれ寿命が違うこと。

少しでも長生きして赤ちゃん返りして人生を全うできたら本望だなぁ。いまみたいに怖くないんだろうなぁ。とか思うんです。

亡くなった父に対しても、若くして亡くなった気もするけど、今のご時世のたばこが思うように吸えなかったり、コロナで自粛での時短は飲み屋さんが大好きで仕事にまでしてる父にはかなりの生き地獄だったろう。だからあの頃で良かったんだよ…と言い聞かせてみたり。

それにしても前夫の父よりも長く寄り添った夫とも死別した母は今じゃケロっと元気にしていていろんな意味で女は強いなぁと思います。(そこは遺伝していて欲しい)

ラブリーボーンのお話。

私の名前はスージー・サーモンちょっと変な名前でしょ〜。みたいなノリで始まるこの映画は完全に死後の世界の話なんです。現生と天国の間と言いますのでしょうか…。とても美しい世界観で、自分が死んでからの家族や好きな男の子、自分を殺した犯人を傍観する。新感覚の映画でした。

監督は我らがピータージャクソン。

ブレイン・デッド大好き!だけどロードオブザリングもキングコングも観てないよ!けどこの作品はあんまり話題にならなったけど…。

70年代のファッションや色彩、景色のノスタルジー感とエキゾチックな顔立ちの彼との淡い恋物語で、10代の幼さや未熟さや甘酸っぱさやヒヤヒヤもハラハラも詰まっててこの作品はとっても好きです。最近、ストーリーオブライフ/わたしの若草物語で話題になったシャーシャローナンが主役だったり、ずいぶん素敵なレディに育ったなぁって改めて思いました。

ほんと死後の世界がこんな感じで美しく時間が流れて(嫌なところも見えるけど)傍観できるのであれば、私はライブハウスの最前の柵にしがみ付いて傍観しちゃうよね!!それって全然怖くないよね!!(安心)いつもラママか手刀にいるよ!!

そんなわけでもうそろお盆ですし、ラブリー(お)ボーンを是非!!

追伸…

ブライアン・イーノの音楽のめっちゃいいです!(ここを一番伝えたかった)


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