彷徨うおっさん38 ものを無くしやすいおっさんの欠点との向き合い方考察(1/5) 立て続けにものが無くなった話
おっさんはよくものを無くす。なんともだらしのないことだが、いくつになっても中々この性質は治らない。
つい先日も小銭入れが無くなった。小銭入れの中には、家の合鍵も入っていたので、合鍵も無くした。
そしてその動揺が収まらない中で、クレジットカードも紛失した。
クレジットカードはメインの札入れ財布にいつも収納している。だが夕方に立ち寄った弁当屋まであったそれが、夜に近所のスーパーで会計をしようとしたら、
いつものスリーブからカードが忽然と消えていた。
これはいよいよ参ったなと、すぐに利用停止の手続きをし、想いを執筆することにした(現在)。
おっさんのように、ぼけーっとして抜けている人や、ほんわか色々なことを考えながら生活している人は、意識が散りやすく、結果、ものを無くしやすくて困っているのではないだろうか。
だが、冷静に振り返れば、無くしものや忘れ物には案外パターンがあるとおっさんは思っていて、そのパターンを分析して対策する意味は大いにあると思っている。
例えばおっさんの無くしやすいものは決まっており、無くすたびに場所や形状を変化させて進化させてきた。
そのワースト5(本人体感によるランキング)を発表する。
1.鍵
2.小銭入れ
3.カード類
4.傘
5.消しゴム
まさにワースト3に入っているものを全てを今回なくしたわけだが、それでも、無くしやすいものを把握すること、その対策を地道に打つことは無駄ではないと思う。
実際、子供の頃は財布そのものを無くしがちで、若いころに免許証ごと財布を無くしたこともあったが、ピッタリすっぽり入るサイズの二つ折り財布を尻ポケットか胸ポケットに常時入れて存在を嫌でも認識するようにした。すると現在、よくなくしていたメインの札入れ財布は今やランキングに入っておらず、ここ10年ぐらい紛失していない。
また、後に述べるが、カードのうち「クレジットカード」は、実に10年ぶりぐらいに紛失したように思う。
重要なカードは、無くさないように運用を確立した財布に入れるようにしているので、なかなか無くならないようになった。
<欠点の克服は意識や能力の問題ではなく、システムの問題にできると思う>
欠点の克服に際して「意識を高める」というやり方は一番効力が薄かった。
自宅でも置き場所を決めて置くようにしてみたり、チェックリストを作って確認することも一応やってみたが、どれも長続きしなかった。
保管場所はいつの間にか変わってしまうし、チェックリストなんてすぐ使わなくなる。
肌身離さず持つことで、持っていないと違和感を感じざるを得ないという自動的受動的なシステム化こそが最も有効だった。
<一つは解決できたが、それでもしょっちゅうものを無くす>
システム化することで、メインの札入れ財布だけはなんとか無くす頻度を極端に落とすことができたのだが、やはりものが無くなるという現実はなかなか解決できなかった。
何とかならないものだろうかと思うが。。。
良い機会なのでランキングのものについて、一つ一つ考察していきたい。
次回に続く
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