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新幹線通勤とテレワークと都市構造 ーまだまだスプロールは進むのか

おはようございます。
毎日更新14日目で、目標の3週間まであと7日です。

今日は出社せずにテレワークしようと決めていたのですが、朝になってやっぱり出社することにしました。
私の職場はテレワークは制度としては許されているものの、今年度に入ってからは、出社回帰傾向で、そうなるとやっぱり私も出社した方が、議論が効率が良いです。
1人で集中してやりたい作業もあったりしたのですが、簡単にコミュニケーションをとれる環境を優先しました。

私は、栃木県の小山市から東京へ新幹線通勤しています。新幹線定期代は持ち出しなので、なかなかの出費です。しかも夫婦2人でなので、持ち出し倍増です。それでも、家賃が東京区部より格段に安いので、(東京で住んでいた家の家賃の約1/3です。)新幹線定期代の持ち出しを換算しても金額ベースで見ると、小山の方が若干安いです。

小山に住み続けている理由は、それ以外の「友達がいる」「自然が身近」「これからまちづくりが面白くなりそう」とかとかいっぱいあって、そっちの方が大きいですが、話がぶれるので、また今度。


話を戻します。

今日の日経新聞で東京の家賃が上がりはじめているという記事がありました。不動産価格は高騰を続けていましたが、とうとう家賃にも影響がではじめたんですね。

だいたい1年前、この4月の異動で夫婦揃って東京転勤になることが読めていました。(実際にそうなりました)。「そろそろ東京に戻ろうか」と、1年前の秋には都内での保活や家探しをしていました。ですが、家族4人で住もうとすると、アクセスの良いところを選ぼうとすると、まぁ高い高い・・・ 小山で65平米の家に住んでいたので、子供は毎年大きくなり荷物も増え、これをもっと小さく、は無理です。

週に2,3回はテレワークできる状況だったので、小山に住む方がいいよね。と小山残留を決めました。実際はテレワークは週1程度になっていますが、新幹線通勤は快適で、いまも、新幹線通勤の時間で1本投稿を書き切ることを習慣化させています。(させようとしています。)

保育園のママ友達も、東京に通勤している人が多く、「テレワークできるから小山にいる」という声をよく聞きます。

個人の予測ですが、東京の家賃高騰とともに、再びドーナツ化現象が起きていくんじゃないかと思っています。

”郊外化”は都市政策の観点では、悪いこととして語られます。
日本は都市政策の大きな目標としてそれぞれの都市のコンパクトシティ化を目指しています。

これ、実は階層構造になっていると思っています。
ですが、スプロールや郊外化と言うと
・1つの街の郊外化(=左の図のピンク)
・東京都市圏の郊外化・拡大(=右の図の緑)、
がごっちゃになって語られがちだな、と感じています。

東京都市圏交通計画協議会
「新たなライフスタイルを実現する 人中心のモビリティネットワークと生活圏」より 

これらの動向は今後どうなっていくのでしょう?
自身の仕事内容にも近く、すごく関心があります。

コロナ禍やテレワークの定着で左側の多極型な都市構造に変わっていくのかと思っていましたが、思いのほか、出社回帰傾向が強く、最近の世の中を見ると、結局、右の図の東京一極集中に傾くの力が強いように見えます。

・コロナ禍やテレワークの定着
・東京都新の不動産価格・家賃の高騰
で地方都市(衛星都市というほうがニュアンスが近い?)に人が流れている現象も局地的に見れば存在していると思います。肌感覚としても、小山の商店街が盛り上がってきているし、空き店舗にお店がオープンしてきている。これは人口が流入してるからだと推察します。

これも新聞で見た気がするのでちゃんとデータ探します。

ですが、日本全体では人口減少が進むなかで、全ての地方都市(衛星都市)が人口移動の恩恵を受けるわけでもなく、都市ごとの勝ち負けがはっきるすんじゃないかな、というのが私の予測でした。

そしてここからは希望ですが、都市単位でのコンパクトシティをしっかりやっていてまちなかが機能維持されているところほど、人口流入の傾向があるんじゃないかな、あったらいいな、と思ったのでした。あとはその都市の寛容性。

書き始めたら楽しくなって、長くなってしまいました。
しっかりデータを使って続編を書きたいと思います〜

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