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押入れを解体した!(改修編vol.4)

今回のプロジェクトでは2部屋改修していますが、vol.1〜3までの部屋(404号室)とは別の部屋(504号室)での作業の紹介です。こちらはDIY住宅の中でもpetieではなくフルDIYができる制度の中でのモデルルームをつくります。

みなさんは、お家に「押入れ」はありますか?
ある方は押入れどうやって使ってますか?

ベッドでの生活が主流になった現代では、布団を片付けるのに必要だった「押入れ」から「クローゼット」へどんどんと入れ替わりが進んでいます。
UR団地でもDIY住戸の制度で、押入れのクローゼット化が可能になっています。

ということで、今回は押入れ解体作業の様子をお届けします!!!

今回は、押入れにある中段を解体したのですが、
実はこれが結構大変でした。以下で写真を使って過程を見ますが「なんでこんな丁寧に解体するの?バールで殴って壊しちゃえばいいんじゃ!?」って思われるかもしれないですが(確かにストレス発散なんかにはそのほうがいいかもしれませんが!)
壊したあと、待っている作業は・・・

「廃材の処理」です。

解体するということ=廃材やゴミを生み出すということ。
DIYでは廃材の処理も自分でやるわけです。特に今回、4・5階の部屋を改修していますから、そこから廃材やゴミ置き場まで持っていかないといけないです。
さらに市町村の規定に従って処理する必要があるため、後先考えず、力任せに、むやみやたらに解体してしてしまうと、
後処理がひじょーーーーーーーーーーうに大変なのです。

釘などがうまく抜けてなかったりすると怪我の元にもなります。
(※こっちのほうが重大、本当に危ないですからね)
あと、丁寧に壊さないと、壊したくない部分まで壊れたり傷つけてしまったり、することもあるので、慎重さが必要です。

というわけで、丁寧に観察し、解体する箇所や取り外す材料の順番を決め、解体を進めていきました!!!

まずはじっくり観察します。
押入れ内部の縁にはグレーのプラスチックのカバーがしてありました。
見たところ釘で打ち付けられているようです。
見上げてみてもプラスチックのカバー。
この角の出っ張ってるところは叩いてみると裏はコンクリートのようです。ここは壊せません。
下段をのぞいてみると・・・
下段奥には、横材が釘で打ち付けてあるようです。この材料は中段を支えています。
白く見えている部分は釘を打った箇所を木工用のパテで埋めてあるところです。

解体は、作った順番と逆で壊していく、のが基本ということで、
どうやって組み立てられているか考えながら解体順番を考えました!

まずは、インテリアバールを使って、カバーを外します。
結構長い釘が使われていました。気をつけて解体していきます。
剥がしたらこんな感じ。手前を見ると釘がたくさん打ってありますが、これもバラします。
インテリアバールを入れ込んでどんどん解体します。
一枚薄い板が貼ってあったようです。
中段を支えていた横材を外すとこんな感じで取れちゃいました。
スッキリ!

同じような手順でこの住戸にある押入れの中段は全て外すことができました!

次回は、押入れの壁を撤去(ぶち壊す)します!お楽しみに!!!


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