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【危険なストレッチ】

股関節を柔らかく動かすために
股関節を回旋(ひねる)動きを
練習してみましょうということで
紹介している動画ですが
動画内容とも関連があるので
今回は【危険なストレッチ】について
お話していきます

✅ 危険なストレッチって??

危険なストレッチに分類されやすいのは
『靭帯』や『軟骨』などの
関節内やその周辺の組織を
痛めてしまう可能性があるストレッチ

代表的なのは
・ハードラーズ・ストレッチ

・ニー・ストレッチ

などがあります

まぁ靭帯を伸ばしたり痛めたり
するならそれは危険ですから
オススメもされないでしょうし
危険と言われて当然です

でも、一方でこういうストレッチを
全く何の問題もなくすることができる人も
そこそこいます
最近は少数にはなりましたが
オススメする指導者もいます

これはどういうことでしょう?

✅自分のカラダを知る

『20kmランニングしてきます』
これは危険なことっぽいですか?

もし、運動不足でメタボのおっさんが
医師に運動しろって言われたから
ということで、これを言ったなら
僕は全力で『やめとけ!』と言います
まぁ、1kmくらいで心折れてくれたら
いいですけど、根性振り絞られたら
確実にどっか痛めます
まずは脚が痛くならないくらいの
距離と時間でウォーキングくらいから
始めましょうよって言います

一方でキプチョゲさんが
この言葉を僕に言ってきたとしたら
『あっ、おつかれっすー』
で終わります
あの人にとったら20kmのランなんて
別になんてことないでしょう

要はいきなり最初から
するような強度・難度じゃない
ってことです

危険なストレッチのほとんどは
これと同じようなもんです
20kmランは大変そうって思いますけど
ストレッチの方はパッと見は
なんかできそうなんですよね
実際やってる人は簡単にできちゃいますから
だから本当は今はまだできないし
やらない方がいいんだけどやっちゃって
痛めたりしちゃいます

だから危険なストレッチっていうのは
『絶対にしてはいけないストレッチ』
ではなくて
『初心者向けではないストレッチ』
っていう方がいいかなと思います

少なくとも僕が知る限りでは
超上級者のみがチャレンジして
できるストレッチ
※普通の人には超危険!
は存在しても
誰がしても痛める未来しかないから
絶対にしてはいけないストレッチ
っていうのは知らないかなぁ

それはもうストレッチじゃなくて
関節技と言った方がいいと思います
1人ではできなかったり
できたとしても素人が見ても
『これはアカンやつ!』
ってわかるレベルのものになるかと

だからまずは危険度の低い
いわゆる簡単なストレッチをして
自分の柔軟性とか動かしやすいところ
動かしにくいところを探していくのは
大賛成です

✅危険なストレッチはしたほうがいい?

じゃあ最後はこういう危険なストレッチに
分類される種目はした方がいいのかどうか
ってことですね

結論から言うと
『しなくてもいい』
が僕の答えですかね

上のハードラーとかニーが
できなくてもまぁ普通に生活していく上で
特に支障はないでしょう
だから必須になる事はまずないですかね

でも、人って欲が出るというか
向上心ってのがありますからね

実は危険なストレッチ認定を
ヨガのポーズは結構たくさん
されてしまうんですよね
確かにこんなポーズ自分にはできない
って感じるようなことしてる方いますよね
いきなり最初からあんなのに
無理やりチャレンジしたら
そらどっか痛めます
でもさ、ヨガをしてる人たちからすれば
ゆくゆくは自分もできるようになりたい
憧れや目標でもあるわけです

ちょっとずつ目標に近づいていくのは
とても嬉しいもんです
できるようになった時の達成感や自信も
とても大きい
そしてまた更に上を目指したくもなる

こういうのってヨガに限らず
どんな運動にでも言えることで
とても大切なことだと思います

だから日常生活には必須ではないから
『しなくてもいい』けど
やってみたいのであれば
『絶対にしてはいけない』わけではないから
無理せずチャレンジしてみてください

最後まで読んでくれた人に
ポイズントークするとね
ちょっとずつ努力して
すっごく難しいストレッチとか
ポーズ取れた人で
『こんなにするんじゃなかった』
『やりすぎて関節ずっと痛い』
なんてこと言ってる人見た事ないです
※無理して痛める人はいます
大体はカラダ硬ぁい人が
『あんな可動域は必要ない』
『使い道がない』
みたいなことを言います

無理してやるのはダメ!
できるできないで能力や努力に
優劣つけるのもダメ!
でもやりたいと思ったなら
ちょっとずつ長い目でやっていくと
いいですね

股関節の回旋系のストレッチも
危険認定されるのがそこそこあるんですよね
だから今回はテーマとして扱ってみました

大阪市 谷町四丁目
パーソナルトレーニングジム

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