見出し画像

在宅医療と言う選択肢

ご自宅でお母様の看取りをされた方のお話を読みました。

入院時には1日の点滴は毎日1L、ご自宅に戻られた時は身体中パンパンだったそうで、苦しくない看取りの為に延命なしの在宅医療に切り替えられて、余分な水分を徐々に抜かれたそうです。お食事はもう召し上がることもなく、それでもひと月穏やかな時間をご家族で過ごされたそうです。

きれいごとかもしれませんが、病院のベッドでたくさんの管に繋がれたままではなく、自宅で自然死として最期を迎えたい。もちろん家族にもそうあってもらいたい。

自然死とは「外傷や病気によるのではなく、加齢現象が進み、老衰によって死亡すること。」とありますが、若い人でも急性症状の発現後24時間以内の死亡で、外因死を除いた自然死(突然死)があります。

今は訪問看護ステーションも増え、在宅医療という言葉も浸透しています。

在宅医療の一番のメリットは、住み慣れた地域で自分らしい生活を最後まで続けらること。家族の負担が大きくなるというデメリットはあるものの、もっと体制が整い希望する方がスムーズに在宅医療に移行することが出来たらと願います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?