みんなちがって、みんないい?
「やった!オレ、人のせいにするの止められたよー!『みんなちがって、みんないい。』の意味がようやく分かったよ〜!」
と、夫が叫ぶAM4:25。
「あ〜ほんと?よかったねー。すごーい。ふぁ〜zzz」
いまどき、金子みすゞの「みんなちがって、みんないい」の意味が分からない日本人なんてなかなかいないと思うのだが…
人の価値は数字じゃない。誰もがそれぞれに素晴らしくて、生まれてきただけで100点満点。それは、意識高い人たちの常識、一般的には少なくともタテマエとして周知されているはず。
夫の場合は、本当にその意味が分からなかったらしい。私なりに何度か説明してみたことはあって、その度に夫は釈然としない顔をしたものだった。
「じゃあ、みんなちがって、みんなよくない、とか?」と聞いてみたら、返ってきた答えが、
「みんなちがっちゃいけないし、そもそもみんな てんでだめ。」
真顔で言っちゃうか…。で、「みんなのせいで、うまくいかない。」というわけね。
しかしどうやら、自分のモノサシで他者を価値判断していると、いずれ自分の首を締めることになると分かったらしい。
というのも、息子たちが自分のモノサシを振り回して、物事がうまく行かない様子を見せてくれているから大変!
夫の変化が息子たちに良い影響を及ぼすかどうか、これからよくよく見ていきたい。
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