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未練タラタラ女

ワーホリへ行くか悩んでいる人へ、私が伝えられること。それは
3ヶ月生活できる資金もしくは環境、英語を話せるという自信、少しの妥協と前向きな心
があれば、海外でも生活できると思っています。
そして、どんなに下調べして準備しても、海外での生活は想像をはるかに越えてきます。これは、良いところも悪いところも、です。
けれど、行った先で経験したことは、必ずあなたにとっての「何か」になります。大きく、残るものになります。
だから、行きたいと思った時に(ある程度準備を整えて)行く、それでいいと思います。
今はSNSでいくらでも情報を入手できるし、ワーホリについてもたくさんの人がさまざまなメッセージを残していますが
私が実際ワーホリへ行って感じたことは「SNSでみんなが言っていることは間違いではない」ということ。(出稼ぎの話はまったく興味がありませんでしたし、そこについては本当かどうか分かりません。)
実際に行くと「SNSで見るキラキラな海外生活」以上の愛おしい情景を見る事ができました。キラキラで最高!ではなく、愛おしいものでした。
SNSで映えた写真を見ると、とても薄っぺらく感じるようになります。
何と言っても、別世界にいる人たちの”日常”の中に自分もいるのですから
ね。

私はワーホリに行ってすぐに日本へ帰ってきてしまいました。
ワーホリ成功か失敗かと言われたら、失敗になります。だって出発前は
「私は英語がある程度話せるから、もっと英語を伸ばしたい」
「語学学校のスタッフとして働きたい」
「海外の友達たくさん作りたい」
「1年間必ず滞在するし、帰国後は英語を活かした職業につく」
そう思っていたから。できる自信があったから。
上記の目標をひとつも達成できなかったわけではありません。けれど、やっぱり長期滞在することでしか見えない景色があると思います。
もっと頑張ればよかったと、後悔しています。

私が、当時の自分に言葉をかけてあげられるなら、こう言います。
「会話についていけなくても落ち込まないで。自分のペースでゆっくりでもいいから発言してみて。ゆっくり話してほしいと友人に伝える勇気も大事」
「どんな仕事でも、引き受けてチャレンジしてやってみて。”なんか違う”と思うには早いから、せめて1ヶ月頑張ってみてほしい。」

私はワーホリに目標を持って行っていたし、滞在できる自信がありました。
けれど現実は想像をはるかに越えていて、そこに耐えられる力がありませんでした。
馬鹿になってとにかく無心でやってみる、恥をかいて挑戦してみる、たくさん間違える、交流する、閉じこもっても何度でも飛び出す、笑いに変える、自信に変わる。そうやって、なんとか続けられた人にしか見えない世界があると思いました。本当に後悔しています。書いている今でも涙ぐんでしまいます。
帰国して1ヶ月半経っても、未練タラタラのままです。

だからこそ2025年に再度ワーホリに行きたいと思っているし、これからワーホリへ行く人にも読んでもらいたくて、今回書きました。

最後に、昨年東京のホステルに泊まった時に、開いた雑誌の1ページの文章が忘れられなくて、心に残っているので載せます。






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