見出し画像

たまには恋のはなし

冬ということで、人肌恋しいこの季節にぴったりのテーマ。
昨日BTSの「Make It Right」日本語バージョンを聞いていて、歌詞に深く共感するところがあり、それが「誰かを好きになること」につながったので
今回そのことについて話したくなりました。

https://music.apple.com/jp/album/make-it-right-japanese-ver/1517969553?i=1517969620

今は自分の人生に集中していて、恋は長らくご無沙汰しています。
浮いた話が無く、友人や家族からは尋ねられることもなくなりました(笑)
けれどふとした時に思い出す記憶があるので、そのことについて少し書き留めたいと思います。

哲学的な話をするつもりはないのですが、私がここ最近実感しているのは
・いま周りにいてくれる人達を大切にすることで幸せを感じる
・誰かを思う気持ちに救われる
ということです。

夢に向かって頑張っているときも、退屈な毎日も、どんなときにも恋はおとずれるものだと思っていて、実際私はそうでした。
大人になってから恋をすることは少なくなりました(?)が、我ながら恋多き人生を進んできたと、振り返って気づきました。
悲しくなった時、あの時恋をしていた人の顔が浮かぶことがあります。

本当にいろんな人と、多種多様な恋愛をしました。

お互いに頑張れることがあって、支えあえていた人
いつもお互いのことしか見えていなくて、毎日のように時間を共にしていた人 
優しくてあたたかくて、けれど「好きだ」と伝えられなかった人
最悪な人
友達のようで、いつも私優先で、私の話をたくさん聞いてくれた人
柔らかな時間を一緒に過ごした人

これまでのどんな恋愛にも、あたたかな記憶や後悔があります。
けれど自分が思っているほど幻想的でもロマンチックでもなく、まあ、どの人も相性が合わなかったのだろうと、今はそんな気持ちです。

私が伝えたいことは、今まで出会ってきた人たちのことではなく
どんな時代になっても「誰かを思う気持ち」が、救いになったり、光になったりするということ。
恋や愛をすることでしか見えない世界があるということです。
(私自身、愛をしたことは、まだ無いのかもしれません…)
25歳にしてかなり古い価値観を持っているのですが、最近とても実感しています。

過去のトラウマで男性不信または男性嫌いになっている人や
見返したくて何かを頑張っている人もいると思います。

どんなに時間がかかってもいい。
自分の趣味や仕事や勉強に熱中する期間があってもいい、ひとりでいたい期間があってもいい、けれどいつか
「あの人にもこれ、体験してほしいな」「会いたいな」と
思える相手に出会う時が来てほしいと思います。

この感覚は社会人になってからの数年間、私が忘れてしまっていたことです。
日々の生活に追われて、ストレスで物を消費し、SNSで時間をつぶし、誰かのことを思う余裕なんてなかった。自分の面倒を見ることで精一杯だった。
危うく間違った人を好きになるところでしたが、過去の経験から学習し、自分を達観して抑えられたことは、褒めてあげたいです(笑)。

疲れていると、本当に大切な人が見えなくなってしまうかもしれないし、新しい景色や世界にも目を向けられないですね。
ここ数年おかしいな、何もかも曇ってみえるな、なんて思ったら
手放してしまうことをおすすめします。

少なくとも私は、会社を辞めてフリーの期間をつくったことで
新しい景色を見ることができました。

誰かを思う余裕、余白が、あなたにも持てますように。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?